《就活》 グループディスカッション(GD)で失敗しないための5つのポイント① 〜 準備編

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

前回の記事で、就活生向けにグループディスカッションについて記事にすることをお約束したので、こちらの記事に。
学生や昇格試験などにチャンレンジされているみなさんの何らかの参考になれば・・・と。

前の記事でお伝えしたとおり、自分自身は、グループディスカッションは不得意というわけではなく、自然に振舞える。
今回言語化してみるとなかなか難しい部分もあると思い、それぞれ「準備編」・「本番編」・「ケーススタディ編」に分けてシンプルを心がけてお伝えしようと思う。

就職の採用試験や管理職試験におけるグループディスカッションは、(大げさではなく)7,8割はグループのメンバー(=運)によって左右される。

しかし、人生における重要なポイントを「運任せにしてもいいのか?」ということを考えるし、自分の経験をベースに、みなさんの役に立てるポイントを発信したいと記事にまとめてみる。

準備編

まず冒頭に誤解を招かないように、補足を。

準備に伴い、一部、人に対してバイヤスをかけているように誤解をされる部分もあるかも知れないけれど、
あくまで試験をパスするための確率論を上げるために言っているだけなので、そこは留意していただきたい。

ウォームアップ

就活にしても、管理職試験についても、まずメンバー同士は面識のないひとたちの集合体。
なので、いかに事前にそのメンバーの個性を掴むが議論がスタートしてからの成果にかかってくると言っていい。

就活であれば、集合時間に集められ、早く到着すれば、グループの席に着席できると思う。
できれば、早めに席につき、雑談の中からそのメンバーの人となりや考え方が掴めるので、情報収集してもらいたい。

情報収集にあたっての大きなポイントは、5つ。

① バックグランドを確認

まずは、バックグランドを確認して、メンバーの思考背景となる傾向をとらえたい。

<就活時の主な確認項目>
・ クラブ活動・サークル
・ 学部
・ 出身地
・ バイトの職種

この程度の背景は、さらっとした会話に盛り込みたい部分。

クラブ活動であれば、個人種目なのか、グループ競技なのか、グループ競技でもラグビーとサッカー、野球なので大きな傾向は把握できるのはイメージできるのではないだろうか?
(もちろん、個々のひとたちをこれだけで一括りにできるとは思っていません。。。)

また、学部も外国語系や文学部なのか、経済学部なのか、法学部なのかで学んでいる体系で、言語系が強いのか、非言語が強いのか、逆に弱いのかを当たりをつけられる。

バイトの職種でも、接客なのか塾の講師なのかで、コミュニケーションが好きなのか、対ヒトに興味があるのかなどを掴むことができる。

記載はしていないけれど、男女比率に応じても進め方を変えれる部分もある。

② 思考傾向をつかむ

バックグラウンドを確認できたら、「なぜ?」という部分を加えて、そのひとの思考の傾向を掴む段階に入る。
意外に、自分が想像していないことが理由で、学部やスポーツの競技、バイトを選んでいることがある。

また、価値観が掴めれば、さらにディスカッションで議論がスタックしたときに解きほぐすヒントになるかも知れない。

③ ロジカルさ、そのレベルを測る

③以降は、ウォームアップで確認していくのは難しいかと思うので、準備段階ないし、議論の冒頭で確認する。

ヒトの傾向として、ロジックを組み立てることができる人と、どちらかというと思い付きや感覚で発言する人がいる。
準備の段階では、どちらの傾向のひとなのかのあたりと、メンバー全体の比率を確認するといい。

ロジカル思考のヒトが見つかれば、自分の意見をうまく引き上げたいときに、是非、味方につけたい。
(感覚的な人とは、議論が平行線になることが往々にしてあるため。)

④ 頭の回転の速さを測る

世の中には、事実として、自分より頭の回転が速い人もいるし、遅い人もいる。

差別している訳でなく、ディスカッションでは、それひとそれぞれのペースを考慮しながら話を進めないといけないので、
東大、京大の天才頭レベルの早すぎる人がいたら、その人たちには置いていかれないように、
自分より回転が遅い人がいた場合は、その人のペースも考慮して、必要に応じてフォローをするなどの材料になるかと。

⑤ 人の良さをはかる

これは、極々たまにだけれど、人の意見の真逆を言いたい天邪鬼のひとがいたり、
ヒトの足を引っ張る人がいる。。。

(それをして、本人にとって何のメリットがあるのかが意味不明だけれど・・・)
存在することは存在するので、存在を理解するだけで、準備段階ではいいと思う。

かき乱されるかもしれない?ことを想定しておくというレベルで。
ディスカッション

準備編 まとめ

いかがでしたか?

「5分、10分の事前の雑談でひとのバックグランドから思考まで探れないよ?」
と思ったあなた。。。

そういう記事を検索し、探している方は、ディスカッションがあまり得意でない方だとすると、
もし、5つのポイントの中のひとつでも意識すると少しは結果が変わってくると思います。

企業によって、何に対して重く評価するかは違うので、すべてを網羅したからといって、必ずしも高いポイントが獲得できるかは分からないけれど、何かのヒントになれば。

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続きの「本番編」は・・・。

EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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