就活生のかけこみ寺 〜 就活の悩み相談を受けて。

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

ある日、突然のメール。
インターンシップに参加していた学生のひとりから。

前回、彼女から連絡があったのは、インターンのプログラムが終了した翌日のお礼メール以来なので、
2ヶ月ぶりくらいの連絡。

就活の不安

就活で暗中模索しているのだろうか?
このようなメッセージが届いた。

実際に企業を訪問し将来について考える中で、さまざまな不安が募っております。

〇〇様に是非お話を聞いていただきたく、ご連絡いたしました。

週末の面談官の対応をした際になんとなく、彼女が通過しなかったことは聞いたので、どこまで役に立てるかはわからないけれど、就活全般であれば、人生の先輩としてアドバイスができるとは思い返信する。

今は、大手の就活の佳境だと理解しているので、彼女から候補日に挙げられた翌週の予定に加え、翌日の外出先の設定も候補に加えて。

すると、少しして彼女から返信があり、翌朝会うことになる。

相談

時間どおりにリクルートスーツに身を包んだ彼女と落ち合う。

元気そうだけれど、就活の真っ只中の悩みを抱えている感じはどことなく伝わった。

インターンシップに参加していたときも自社の志望が高いことは伝わっていたが、
やはり、第一志望でどうしても入りたいと。

しかし、面接を想定していた二次で想定をしていなかったグループディスカッションで、
グループのメンバーが企業研究も商品についてもしていないメンバーで、噛み合わず、実力が発揮できなかったと。

私は結果は確認をとっているけれど、伝える立場にはないので、
やんわりと「会社は一社だけでないし、新卒採用が全てでもないから」など、伝える。

途中、ポロポロと流れる大粒の涙。

空回り

就活や恋愛もそうかもしれないけれど、想いが強すぎると空回りすることがある。

彼女は、自分の中の軸や芯が強すぎて、その想いが空回りしているように見受けられた。
志望している会社に入れないこと、目の前の彼女をみて、辛い。。

アドバイス

最後に、どんな結果であっても、「人生の最善の結果」だと思うことを伝えると、

「でも、今の最善がいいんです」と即座に。
それが彼女の率直な気持ちだと伝わる。

当初は、30分でもいいので、、、ということだったけれど、色々質問なども尽きず、気づけば会社に戻らないといけない時間に。

かけこみ寺

何ができた訳ではないけれど、会社員に対して時間を取ってほしいと連絡するのは勇気がいることだったと思う。

でも、「相談したいな」とふっと過ぎった彼女の感覚を大切にしたいと思ったし、
かけこみ寺的な位置付けで、「いまのままでいいよ」と背中を押す存在になれたら、それでいいかと思う。

学生

テクニック的な部分ももちろんアドバイスをしたけれど・・・、大きな部分で伝わるように心がけた。

返信

数時間後に、彼女からお礼のメールが届く。

まだまだ咀嚼できていないとは思うけれど、ひとまず「仕事に対する価値観」で参考にはなったそうで、前を向いて進める少しの原動力にはなったようだ。

ひとまず気持ちを整理し、遠回りでも自分が納得できる就職活動ができるようにしていこうと思います。

ほんのわずかな時間で通過できるかどうか決まってしまう、採用試験、
それは中途採用もそうだと思うけれど、やっぱり会社とは縁だなーと思った学生とのひとときを過ごした日に。

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これを目に留めている就活生のみなさん、そのひとりひとりの会社との縁が最善のものになることを祈りつつ。。。

EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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