こんにちは。EmiLia( エミリア)です。
グループディスカッションの準備編に続いて、「本番編」の記事を。
この記事では、ディスカッションの本番の流れで気を付けるポイントについて。
本番編
本番では、ディスカッションのテーマが発表され、その議論できる時間や成果の発表時間がアナウンスされる。
それを受けての本番議論の中身の対応を。
① タイムキープ
これは、基本的には、どの議論のスタートもすると思うので、
タイムキープ・時間配分は、備忘録的に。
ただし、大抵は、価値観やバックグランドが異なるメンバーの議論で、
スケジュールどおりには進まないことを想定すると、後半のまとめの時間配分は厚めの設定をお勧めします。
② 前提整合
意外にできてそうで、できていないのが、前提整合。
ここでうまくコンセンサスがしっかりととれていないと、それぞれのゴールの方向が微妙に異なってきたりするので、ここは注意したいポイント。
議論のテーマについてのポイント。
<整合しておきたいポイント>
1. 理想の姿
2. 目的、何のために?
3. どの立場での対応か?
先日の学生(就活生)のディスカッションを聞いていると、1がぼやけているので、結論がずえてくるというケースが何度か見受けられました。
議論をスタートした地点では、「何となく合意が取れている」と思っているのに・・・
上記から、「何となく」レベルから、本当に合致しているか、メンバー間で確認をとることが、時間をかけるようで、結果近道になると思う。
③ 配役(リーダー、書記)
最初に、時間配分もそうだし、何となく配役を決める空気になると思います。
最初からリーダーになれれば、それに越したことはないけれど、複数人そういう人がいることが想定される。
なので、最初のリーダー役は、あまり重要でなくて、流れに応じて途中からイニシアティブをとれるということを頭において置く方が大事だと。
書記も立候補するひともいるだろうけれど、書記が議論についていけなくて、もしも機能しなくなっていたら、
書記役を途中から変わればいい。
「自分が自分が」というよりも、最初の配役は、やりたい人にやらせてあげるレベルでいいと思います。
もちろん、冒頭から自分のリズムでリーダーシップを取る自信がある人は、手を挙げて、リーダーや書記になればその分、他のメンバーよりは確実に目立てると思うし、そういうリーダーシップを高く評価する会社であれば、重要なポイントになる。
なので、その企業がどのような人材を求めているかを大きくとらえるのも、自分がどう振舞えばいいかのヒントになると。
④ 目的か手段か
議論が佳境になってきたときに、陥りがちなのは、「目的」に沿ったことなのか、「手段」なのかということ。
手段の部分で議論がスタックすることも多くあるので、そこは注意したいポイント。
リーダーが必ずしも、議論を俯瞰して見えているとは限らないので、もし、途中で「おや?」と気になり始めたら、軌道修正役をかってでましょう。
⑤ 意見の集約
意見のまとめ方は、予め、捉えておきたいところ。
ポストイットでペタペタ貼りつつ議論を出し合うのか、ホワイトボードで下書きをしつつ、それをベースに結論を清書するのか。
正解はないけれど、学生たちの議論を客観的にみていて、初めの個人ワークの意見を話し合うのに時間をかけてしまっていたり、すべての人の意見を吸い上げれなかったり。
そういう意味では、個人の意見をポストイットに全員書いてもらって、個々の意見のグルーピングするのは効率的だし、漏れがないと感じた。
(ポストイットの使用が認められていれば・・・のアドバイスですが。)
本番編 まとめ
これ以外にも細かいアドバイスはありますが、議論の流れにそった大きなポイントでまとめました。
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本来であれば、あなた(読者のみなさん)も得意な立ち位置も踏まえたアドバイスをしたいところですが、多くの方へ参考になる観点の記事にしております。
グループディスカッションでみなさんの良さ、実力がそのまま評価されることを祈って。
続きの最後の記事は。。。
EmiLia