《就活》 グループディスカッション(GD)で失敗しないための5つのポイント③ 〜 あるあるケース編

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

就活などのグループディスカッションのアドバイスの記事。
「準備編」・「本番編」に続いて、「ケーススタディ編」の記事を。

世の中には、いろんな人がいるもので・・・普段いかに近しい考えのひとと接点があることを考えさせられるようなグループディスカッション。

と、脱線しましたが、「ディスカッションあるある」に出てきそうな登場人物がグループにいたら・・・という観点で、アドバイスをさせていただきます。

こういう人がいたら要注意

ひとりよがりのリーダー

たまにいる主に体育会の方を連想させるリーダーですが、きっとその世界では頼れるリーダーなのだろうけれど、ディスカッションではふわっとした雰囲気の議論にとどまり、論理的な形成の邪魔をするタイプ。

こういう方は、リーダーに立候補したり、書記役をかってでて、議論を引っ張ろうとするのだけど、うまく機能しないことも…。

そんなとき、どうすればいいか?

こういう方は、理詰めが得意でないことも多く、ロジックが成立していないということに気づいただけないことが往々にしてある。
そういうときは、準備編で触れた「論理的思考」ができるメンバーと合意形成を図っていき、議論の方向を変えていきましょう。

そして、実質的なリーダーの座を譲ってもらう方がいいでしょう。

タイムキープ命の人

これは私自身も「タスク完遂」思考が高いので、わからなくもないですが、冒頭で定めた時間配分の脱線を一切許さず、議論が終わっていなくても、次に進めようとするタイプ。

傾向としては真面目な女性に多いかも知れません。

この方は、時間内に成果を出さないといけないという責任感からの良かれと思っての時間管理。

その時は、今の議論の位置づけを客観的に説明し、当初の予定どおりではなくても、もう少し議論すべきだということを伝え、後半の議論を効率化することでゴールに迎える安心感を与えてあげるのがいいですね。

自分の意見を曲げない頑固者

たまにというより、そんなに珍しくなく発生する頑固なひと。
「自分の主張が正しい」ということを繰り返し発言するだけで、他のひとの意見を聞き入れようとせず、
議論がスタックしてしまうケース。

こういうときは、彼から意図や論理を引きだせない可能性が高いので、「根っこ」の意見を汲み取り、
「○○さんの意見は、こういうことですよね?であれば、これでも包含されませんか?」などと、
理論を構築を手伝って、グループの主な議論に引き戻しましょう。

先日のグループディスカッションでも、ひとりの子の意見の論破のために、数人が繰り返し、繰り返し
その子のためだけに発言していました。

しかし、建設的な議論にならず、最後にはやや感情的になって、
残念ながら、時間の無駄にしかなっていなかったです。

ありがちなケースではあるので、ご注意を。

スーパーコンピューターばりの頭脳の持ち主

スーパーコンピュータの頭脳を持っていても、協調性や調和を取れるひとはいいですが、極々まれに「一人の世界」で全員を置き去りにして、議論を進めてしまう方がいます。

そういう人がいる場合は、周囲に「ついていけてる?」と、自分がついていけないというのではなくて、他のメンバーと総意というかたちでいうと受け取る方も受け取りやすいと思います。

あと、そういうことを皮切りに、「みなさんは、議論どう思いますか?」という風に、一旦暴走にブレーキを踏むと、議論のスピードの調整ができたり、人を巻き込む点が評価されたりすると思います。

一言も発しないひと

これは一番ありがちかと思いますが、議論をスタートしてから、何も意思表示をしない人がほぼひとりはいます。

その人が意見に加わらなくても、あなたは困らないし、評価は変わらないかもしれない。

でも、だまっている人に対して「○○さんは、どう思いますか?」とボールを投げかけてみると、ぽそっとでも意見を引きだせたり、
面談官にグループ全体を見渡している感じを出せて、評価が高まることもあると思いますので、大変なことではないので、一度試してみてください。

ディスカッション

まとめ

こういったことは自分の中では、考えずに自然と行動をとっているので、どこまでが「知ってます」レベルで、どこからは参考になるのかは分かりませんが、採用の面談官をしたことをきっかけに記事にしてみました。

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人生のなかで、何度も経験するものではないですが、何かのご参考になれば・・・

EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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