浜田敬子氏「働く女子と罪悪感」書評と朝渋③ 〜 ワクワクで選んだ先のキャリアステップ。

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

元AERA編集長でBUSINESS INSIDER JAPAN 統括編集長の浜田敬子さんの著書「働く女子と罪悪感」の朝渋でのトークショーと一部書評の続きで最後の記事。

事件や災害の事件の取材の過去と今。

過去の取材

オウム、阪神大震災のときは、取材に女性は行けなかった。
しかし、時を経て、東日本大震災は、行けるようになった。

副編集長、フルで働きたいのに、「無理でしょ」というのが以前の空気。

異性だと、上司部下でも女性と2人では飲みに行けない。
男性は、飲みやタバコ、ゴルフなどで自然にコミュニケーションが取れる。

そういう経験もされて、女性は、横の紐帯や社外のメンター、取材で知り合ったひと、価値観や志が同じひとを大切にした方がいいと。

ストレス発散の攻略法。浜田敬子さんは、森本千賀子と親しくされていて、苦手なところにフォローしてくださる間柄だそうだ。

追い詰められる

追い詰められていると、必然からある時降りてくる。

糸井重里さんの「ゼロになってもがく」という言葉。

糸井さんの40代は、真っ暗いトンネルの中にいたのだと、
ブラックバスのマス釣りをその頃ずっと・・・。

仕事は田んぼを耕すことと同様で、地味な仕事の連続。

日々の延長にヒントがある。
苦労してる部分を変えることによって、変わる。

池上彰さんに仕事をお願いしたくても受けてもらえない。
映画の試写会に待ち伏せて依頼したそうだ。

頼んでダメだったとしても、損はしないという発想から。

「やるかどうか」だけ、「いいな」はみんな思う。

生き方

両立のチューニング。

やってみる。それは、時間を無駄にしないことに。

今の20代は、生き急いでいる風潮が。
何者かに、20代にならなければならないと思っている。

仕事は思い通りにいかない、そのくらいで心に余裕も必要。
そして、偶然性を楽しむ。

時代の変わるスピードが早いから、時代に波乗りに乗りつつ。

次のキャリア

ビジネスインサイダージャパンへの転職について、第6章で触れられていた。

周囲から「よく決断しましたね」とか、「大丈夫か?」という朝日新聞社での高いレベルの年収と安定を手放したのだから。

とはいえ、28年勤めた会社を辞めるという決断で何名かには相談されたそうだ。

元カルビー会長の松本晃さんに相談したら、ひと言この言葉だったそうだ。

ワクワクする方を選んだ方がいい

松本さんは浜田さんが既に決心されていることをお見通しの上で。。。

私も長いキャリアの中で、任されたプロジェクトへの責任感、育ててもらった会社への恩義などなど雁字からめになっていたことはあった。

ワクワクする方」というとてもシンプルな答えに行きつくまで自分に向き合うということ、多くの女性ができていいそうでできていないのは?と自責も含めて感じた本の中のフレーズ。

まとめ

浜田敬子さんの本を手に取り、講演を聞いて、浜田敬子さんのような方でも躓いて、もがいていいんだ。
という安心感に包まれる経験をさせてもらった。

この記事を読まれるみなさんも、仕事で育児で家事で、いいことばかりではないかと思います。
そのときに、手に取るといいかもしれないです。

■関連記事

世の中の素敵な女性が、ありのままに仕事に家庭で生きていける勇気をもらえる・・・そんなサポートをしてくれる本でした。

EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

詳しいプロフィールはこちらから。