義母との1年ぶりの札幌での食事 〜 言葉にならない「思い」を受けとって。

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

みなさん、義理のお父さん、お母さん、舅さん、姑さんとの関係はいかがですか?
血の繋がりがないと、なかなか関係が難しいこともあるひとも、逆に、実の親より親しいケースもあるかもしれません。

記事にしておりますが、わたくしは、バツイチなので、実態としては義理の両親は存在しません。

けれど、、、
この記事のように気にかけていただいたりしています。

久々の食事

年に1度あるかないかの北海道出張。
旅行で行くこともないので、出張で時間がとれる際は、いつもお世話になっているので、義理の母へ声はかけさせてもらう。

今回もイベントでの札幌出張で、1年数ヶ月ぶりに義理の母と食事をすることに。

場所は、カジュアルなバルで。

久々にお会いしてもお変わりなくお元気そうで。

「最大限のおしゃれで着物にしてみたの」

と可愛らしくいう義理の母、この食事のために、着付けてくださったそうだ。

義母との関係

今回、札幌行きのフライトの中で、ふとよぎったこと。

私が元旦那さんと結婚生活を送ったのは6年ほど。
気づけは離婚して6年以上が経過したということ。

実際(法律上)の親子の関係期間以上に、お付き合いがあるということに時の経過とともに素朴に驚いた。

結婚している頃は、当時の夫を介してのコミュニケーションが中心だった。
一方、わたしの姉と義理の母は気があうようで、季節のものを送ってもらったりしていた際に、電話で話したりしていたようだ。

なので、結婚していたときは、てっきり可愛い息子の「嫁」というポジションで、ある意味仕方なく関係があるのだと思っていた。

関係性

離婚しても、毎年必ず年賀状、クリスマスカードを送ってくださり、
誕生日にはプレゼントとか手料理を送ってくださったり、その他にも気にかけてくださる義理の母。

脱線するけれど、
色々わたしも人生についての節目を迎えているので、そのようなことを伝えたりしながら、ゆっくり食事をとる。

ふと、義母から、

「エミリアさんの年(年齢)で、両親をなくして、わたしは、どれだけ大変か、心細いかと思うの」

と、ぽそり。

「どこかで、あなたのことを思ってる人がいると思える。

それで、なんとなく心の支えになるような、そんな存在でいたいのよ」、と。

そして、

「別れたあとのお嫁さんとやりとりするのって、私だって、どうかって悩んだ時期があって、友達に相談したのね、

そうしたらお嫁さんじゃなくて『年の離れた友だちと思えばいいじゃない?』って言われて、そうだなって。

だから、そう思うことにしたから」と。

そんな言葉、、、私もどことなく迷っていた関係、彼女から本音の部分を聞けて、熱いものがこみ上げてきて、
でも、言葉にならなくて。。。

「だって、私、エミリアさん、あなたの人生応援しておきたいから」

とどめの言葉を。

ほろりとして、でも、温かいバルの雰囲気を壊さないように、自然を装いつつ、、、
と思うものの、明らかに目頭を抑えがちになる。

加えて、うれしいこと。

元夫が彼女ができて昨年(?)からか同棲していると。

ある種一方的に離婚してもらって、申し訳ない気持ちもあって、幸せになってほしいと常々思っていて、よかったなーと。

義理の母が離婚してからも気にかけてくださってるのは、「復縁を片隅で考えておられるのだろうか?」とどこかで勘ぐっていたけれど、

それももうないことも知った上で、娘を超えて、「友だち」と言ってもらえたことが、

何だろう、とてもうれしかった。

常に、「旦那さん」という関係を介してしか捉えていなかった関係だけど、ひとりの人間としての『わたし軸』での関係として考えてもらえてたなんて。
親子

いつも義母から何かを受け取ることに、心なしか申し訳なさがあったけれど、
これからは素直に受け取ったり、お返ししたり、もっとシンプルな関係を築けると思えた。

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常識的にはない関係かも知れないけれど、人との縁は理屈でない部分で結ばれているんだと、そういうことを胸の奥に感じた日。

そんなことを改めて考える、札幌の少し肌寒い夜のできごとを。

EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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