こんにちは。EmiLia( エミリア)です。
久々の「茶論」のお稽古へ。
のんびりペースで、第4回目は「濃茶を知る」
かなり早く到着すると、講座の準備をされている様子。
久々の茶論。
週末とあって、カフェスペースには数名のお客様が。
濃茶を知る
しつらえ
5月に暦も変わり、「しつらえ」について詳しく説明をしてくださる。
梅花空木。
京都の女流画家 伊藤小波さんの御所人形の掛け軸。
5月ということで、端午の節句の祝。
香合
宮中 有識織物。
二重織物で、位の高い方のみの織物。
唐織 亀甲と鶴菱、若松のおめでたい柄。
貝殻は、月日貝。
しのぶ柄は、家の繁盛を意味するのだそうだ。5月にかけて。
毎回、「しつらえ」の説明だけでも、いろいろ勉強させていただく。
主菓子
お点前の前に、主菓子を。
今回も、備中白小豆がたっぷりと。
お点前。
先生が点ててくださった抹茶。
安藤雅信さんのお茶碗。
自分でも、お茶を点てる。
濃茶
濃茶の前に、和三盆をいただく。
元々は、濃茶と薄茶は一つだったそうだ。
室町時代に茶葉のランクが分かれ、安土・桃山時代「天王寺屋会記」で初めて、薄茶と濃茶の記載があると。
抹茶の量がすごい。
薄茶は2gなのに対して、濃茶は倍の4g。
そして、お湯の量も薄茶に対して少ないので、濃茶は約4倍の濃さに。
お湯を入れて、「練る」
点てるのではないんだ・・・と確かに、練る感じ。
抹茶のイメージとは異なる濃茶。
どろっとした濃茶。
飲み方は、吸茶(すいちゃ)という方法でいただく。
古帛紗・出帛紗という道具からも、濃茶がよりフォーマルな位置付けなのがわかる。
茶事は、一汁三菜の懐石料理と濃茶、薄茶が出されるのが正式な茶会で、最大4時間を要するのだと。
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こんなに濃いお茶を仕事帰りに飲んで、「寝れるのだろうか?」と不安だったけれど、先生がいうとおり問題なく。。。
アミノ酸がたくさんあり、抹茶とは違う飲み物のようだけれど、美味しくいただけた。
知ると奥深さがよりわかる茶道。。。
EmiLia