こんにちは。EmiLia( エミリア)です。
自分が担当するチームの部下には、自分の個性を発揮して、今の仕事を通して最大限の学びと経験をしてほしいと思っている常日頃。
そんな部下とのコミュニケーションの取り方を。
コミュニケーション
「個」を大切にしたいと数ヶ月に一度は時間をとって、「仕事につまずいていないか?」、「人間関係に悩んでいないか?」、「プライベートに変化や問題がないか?」を確認しながら、働きやすい環境整備とモチベーションを高められるように努めている。
4月から時間がかかったけれど、今週で2チームの全てのメンバー全員と話し合いが終わる。
最後のメンバーは、優秀なのに、どこか仕事をこなして、それで満足してしまっている部下がいて、以前から気になっていた。
それについても触れてみる・・・。
伝え方
上司としてパフィーマンスに対して満足していないとすると、
ありがちなのは、「どうして手を抜くの?」、「もっと真剣に取り組んで」などを言ってしまいがちかと思う。
しかし、それぞれ事情を持ち合わせている中で、そんな言葉を投げかけたら、その彼、彼女は聞く耳を持たなくなり、「面倒くさい上司」になるのはわかる。
そんな中で私が彼に伝えたのは、
「◯◯さんは、仕事も早く、とても優秀で、任せられたことは確実にやってくれるから助かっている。
でもね、
わたしは、◯◯さんは、もっとできると思ってるの。
どこかで自分の限界を設定していない?」
と、同じ目線で問いかけてみる。
すると、
「そうなんすっよねー、子どもの頃からそうなんっす。」
「ある程度まで行くと、楽(らく)しようなのか、なんなのか、『もういいや』ってなるんです」
そうなんだね、と同意して、
「なんでなんだろうね?」と問いかける。
彼からは、「わからないっす。」との返答。
判断しない
いいとか、悪いとか、
正しいとか、正しくない、とかでない、
と前置きをした上で、
「商品企画に携わっていると会社のリソースをこれだけ使えて、思う存分できる環境って、会社のキャリアでも今だけだと思わない?
うまく○○さんの「スイッチを入れるやり方」を考えていかない??」
つづけて、
「販売企画やプロモーションに、何億円も使えることをチャンスととらえて、
自分の成長のために会社をもっと使っていこうよ!」
彼の顔つきが、そのあと変わったのが分かった。
どことなく、最後に手を抜いてしまうのは、自分自身で分かりつつ、見つめることを避けてきたことを直視した瞬間。
「やる気スイッチ」を一緒に探していこうということで、
予定の時間を大幅にオーバーして、彼との2人の時間を終える。
そして、その日から、彼との距離感が更に近くなった。。。
何にでも全力で、最善に取り組もうとするわたしのスタイルが相容れないのはどことなく感じていたので、その壁が溶けたような感覚。
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みなさんは、アウトプットが期待にそぐわない部下にどう接していますか?
自分の思いだけで、発言したりしていないですか??
部下の目線での発言を心がけてみると、違う形の反応が返ってくるかも知れませんよ。
EmiLia