天からのメッセージ?〜 元上司からのうれしい返事。

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

色んなヒアリングを受けて、もやもやが増した今週一週間。
そんな中で、お世話になった元上司にも報告をしていて、その返信が数日遅れで届く。

元上司

20代の北米駐在時代、着任して半年後に上司として着任された方。
当時、社内でも知らない人がいないほど、生え抜きの女性で初の役員が確実視されていた。

今でも女性管理職が少ない中で、当時女性の管理職は数える程。
女性の上司は初めてで、想像できなかったけれど、女性としてチャーミングで、もちろん、仕事もできて、心から尊敬できる方だった。

そんな尊敬できる方と駐在中ということで、身近に、週末なども食事にいかせてもらったり、自分のキャリアだけでなく、人生にとても影響を与えた方となる。

エリート街道をその後も進まれていたけれど、40代半ばで退職をされることに。

当時の私は、役員にこのままだと確実になれるのに「もったいない・・・」という思いと、その上司が経営層に入ってくれることで、会社がよりよくなることを個人的にもとても期待していたので、複雑な心境だった。

その後

それからも、共通の恩人へのお見舞いなどもあり、退職されてから年に1度ほど会うことがあった。

退職することになった経緯も本音の部分でも聞けることがあり、同じ目線ではないかも知れないけれど、なんとなく、ご本人の判断の意味がわかった。

転職などはされず、ご自身のペースで学んだり、旅行をしたり、登山をしたりと、会うたびに活き活きとされている様子も伝わっていて、その人生の方がよかったのだとも思えるように。

お会いする機会に、幾度か仕事で悩んでることを伝えると、「(辞めたって)なんとかなるよ」って、笑顔で。

加えて、

30歳前後の私には理解できなかったけれど、同じように管理職になって、これからのキャリア、これからの人生を考えるステージになり、よりその方の感じた感覚が自分ごとに捉えられるようになる。

駐在中、数度、少し酔いがまわって、周囲は華やかなキャリアの表面的な点しか捉えていないけれど、ストレスを抱えつつ日々葛藤されているのが伝わっていた。

そんなことと、自分の今と重ね合わせて、「〇〇さんは、当時こんな感じだったんだろうな」と思えることが、ふとした瞬間に感じることが増えるようになる。

そんな元上司なら、気持ちはわかってくれるような・・・と、
報告をしたかったのは、そんな自分がいた気がする。

数年やり取りはなく、返事は返ってこないけれど、アドレスなどが変わっているのかも知れないと思いつつ。

メッセージ

そんな中、数日遅れで返信が・・・。
出張先で、返信があったのは気づいたけれど、読む時間がなく、帰りの新幹線で元上司からのメッセージを読む。

返信をいただけただけでもうれしかったけれど、そのひと言、ひと言が胸にささる。
そして、何度も読みかえす自分がいた。

元上司も、昨年の秋、ふと思い出してもらっていたそうで、
「今頃は管理職になって忙しくしているのかしら?」とよぎられていたと。

それだけでも、うれしいのに、このようなメッセージも。

新しい道へ進む決心をされたと聞いてうれしいです。
楽しみですね。

(中略)

各方面から話を聞きたいと会食などの声がかかると思いますが、
誠意を尽くして正直に心の内を話しても、
価値観(人生観)の違う人たちには全く理解できないでしょうから、
理解を得ようと努力するのは〇〇さんが疲れるだけで、時間の無駄かもしれません。

そう自分では思っていたけれど、
「価値観」が違う人には分からない・・・ご本人も通ってきた道だからの言葉の重みがあった。

love

もやもやの霞の中にいた。
このメールで、濃霧から、少し先が見渡せるくらいに晴れて来た感覚がある。

やはり、すごい人だな、と思う。
人生の先輩として、女性として。

会ってしっかりと報告できるように、これからも前を向いて、アドバイスを加味しつつ、来週からのヒアリング攻勢も乗り切ろうと思えた日。

EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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