小島慶子氏「さよなら!ハラスメント」 書評 〜 ハラスメントは奥が深い、さまざまな角度から。

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

「さよなら!ハラスメント」の出版記念のトークショーの記事の後に、今回は書籍について。

目次

「自分と社会を変える11の知恵」とあるように、小島慶子さんと11名の方とトークをベースにした書籍。

目次:
・怒るのは悪いことか?(桐野夏生)
・テレビが生んだハラスメントをどう変える?(武田砂鉄)
・男性学・男性性研究からみえてくるハラスメント社会(伊藤公雄)
・わたしたちは男尊女卑依存症(斉藤章佳)
・ハラスメントがデフォルトの日本の職場を変えるには?(白河桃子)
・いじりはなぜつらいのか?(中野円佳)
・法律は、ハラスメントや差別をなくすのに役立ちますか?(伊藤和子)
・メディアの体質を変えるには?(浜田敬子)
・いじめが起きないご機嫌な社会へ(荻上チキ)
・大学の中のハラスメント(トミヤマユキコ)
・社会の変化と自分の変化を恐れない(佐藤信)

ハラスメント

小説家、ライター、学者、ジャーナリスト、評論家など、ご経験だったり研究だったり、日本の男尊女卑だったり・・・

大学だったり、依存症など、普段、自分の生活する社会とは接点がない話題は、素朴に気づきと学びを与えてくれる。

とどのつまり

ハラスメントは、「その人がどう思うか?」

そして、日本にいると知らない間に持ち合わせる「バイヤス」。
特に、男尊女卑

先日の東大の上野千鶴子さんの祝辞にあるとおり、今の若手ですら、一切の「男尊女卑」のバイヤスがかかっていない、体験していない人はいないのでは・・・。

そんなリアルな現実を改めて考えるきっかけに。

管理職であると、男性も女性も、独身もDINKS派も子育て層も、東京で生まれ育ったのか、地方なのか、年下なのか年上なのか、いろんな価値観の視点の人のマネジメントを担う立場。

「当事者がどう思うか?」という点を、立ち返られるようにしたいと。

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みなさんも、いろんな角度からハラスメントについて考えるために、手にとってみませんか?

EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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