企画におけるデータの読み方 〜 俯瞰して数値をみる。

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

新商品のプロモーション展開に向けて、ターゲットユーザーについて、チームメンバーと議論を重ねる。

商品企画

メーカーで商品を企画するとひとことに言っても、商材によって、開発期間や商品を刷新するタイミングもさまざまだと。

私の会社は、数年スパンでハードの企画、開発、生産を行う業界なので、ハード面の企画フェーズが相対的に長いけれど、発売数ヶ月前にはプロモーション展開も並行して、企画する。

どのように販売現場で売っていくか、宣伝していくか、広報活動をするか、金融商品の位置付けなどなど。

商品を開発する段階でももちろん、ターゲットユーザーを設定して企画・開発をするけれど、プロモーション展開を行うにあたって、再度、ターゲット設定を行う。

メンバーとの議論

来年発売する商品のプローモーション企画のキックオフに向け、メンバーが私に提案をしてくれる。

そんな議論の中で、「このカテゴリーのユーザーは同じ傾向です」と競合他社の商品を所有しているユーザーについて、資料に触れいてた。

たしかに、40%程度のユーザー層が同じ傾向を示していた。
資料は、そこをハイライトしていて「同じ」としていたけれど、質問をしてみる。

「ヘビーユーザーの数値が5倍もいるよね?」

と、競合他社のモデル間の違いがたしかに比率は「数%」と「20%」程度と、グラフでは目立たないけれど、実際、新商品を販売するにあたって、「そのギャップの20%弱」のユーザーは取れないことを意味する。

データ分析

俯瞰してみる

これはひとつの例にすぎないけれど、「常識」や「分析のクセ」などで、データを読んでいないか?

一歩引いて、俯瞰してみることが、商品やサービス等、企画するに重要なことだと思う。

人間というものは「これは、こうだ」と長年の生活や経験などで、決めつけている部分が多いことが「ファクトフルネス」などでも取り上げられているけれど、常に「疑問視」する視点が、変化の激しいこれからはますます求められるかと。

みなさんは、そんなことないですか?

◼️関連記事

EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

詳しいプロフィールはこちらから。