妊娠のお祝い、不妊治療の先に。 〜 課でのランチミーティング

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

課のメンバーが妊娠!
課員でお祝いのランチミーティングが緊急設定されることに。

不妊治療

結婚してからすでに数年が経っていて、1年ほど前だろうか、本人の口から直接「不妊治療」をしていることを伝えられていた。

駐在したいというキャリアステップ、でも、子どもができない焦りと。
すごくわかる彼女の心のうち。

その後も気にはなっていたけれど、聞くことがプレッシャーになるといけないと、触れないようにしていた。

でも、なんとなく、管理職なので、在宅勤務の申請や有休の承認をするわけだけれど、「あれ?」と思うことも。

お腹も心なしか、出ているような?とは思っていた。

妊娠の知らせ

そんな矢先、課長と隣の担当管理職がランチミーティングを計画していると。
課でのランチミーティングなどは、今まで一度も開催されたことがないので、「何かあるのだろうな?」と思っていた。

探ってみると、「妊娠の報告をランチミーティングで」とのこと。

まず思ったこと、「妊娠できて、よかったー!」

彼女は私の部下ではないけれど、仕事もできる彼女がプライベートも充実して30代を過ごしてくれればと・・・。
駐在などの話もあって、人生何が正解かはわからないけれど、本当によかったと。

安定期まで男性上司にも黙っていて、悪阻が辛い中で、よく頑張ったなとも思う。
(伝えれば、少しは楽になった部分もあるだろうに、、、でも、そういうところがしっかりした女子なのかも知れない)

そして、ランチミーティング当日は、ほぼ全員が参加するワイワイとした賑やかなお祝いの会に。

ランチ

いい管理職たち

その日の午後、緊急で管理職会議が。

今回、商品企画の山場のタイミングで産休/育休に入ることになる。
まず、男性管理職たちがすごいなと思ったのが「このタイミングかよ?」的なものも一切なく、「どう対応するか」にベクトルが向いて、ブレていない。

そのサポートをどうするか、周囲のキャリアプランと合わせて、誰がフォローに入るのがベストなのか?、下期や来期を踏まえて、すべてポジティブに。

失礼だけれど、「いい管理職たちだな」と、素朴に感じた。

体制議論

私のメンバーからのフォロー(異動)がいいと産休に入る本人が言っていることは課長から伝えられる。

管理職がそれぞれ担当領域を持つ中で、誰が口火をきるか・・・

一瞬の間がある中で、私から、、、

・自分のメンバーたちのそれぞれのキャリアステップ、次のステップをどう考えているか。
・下期の異動メンバーとの役割変更を暫定案。
・個人のスキル・パフォーマンスで、チームをまたぐ変更が本当にいいのか?(該当チームのモチベーション)

などを、「週末考えてみたんですけど・・・」と提案してみる。

すると、部長含めて「確かに、そうだよな」と同意してもらい、そのように、、、と下期の体制は決定する

人ありき

素晴らしい議論だなと思ったのが、管理職として「目の前」のことを楽しようと思うと、優秀なメンバーをあてがえば楽ではある。

でも、

それぞれのメンバーの成長、キャリアを真剣に議論しあえる部、課はいいなと。
マネジメントの自己満足でなくて、それを担当者たちに、期待することを伝えていくこと、コミュニケーションも図っていかないといけないと、とは思う。

なにわともあれ、「Iさん、おめでとう」と、心から。
無事に出産まで迎えられますように。

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EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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