前田裕二氏「メモの魔力」書評 〜 手書きメモを見つめ直した本

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

SHOWROOMを経営されている前田裕二さんの「メモの魔力」を読んでみて。
1月に参加した出版記念の内容も思い出しながらの記事。

メモの魔力

講演を聴いて、読みたいと思っていた「メモの魔力」

前田裕二さんは、おっとりとした雰囲気をまとった方。
そのような外見に反し、睡眠時間を削って、新幹線の移動時間も眠らないために座らないというストイックな生き方。

出版記念の講演の記事は、こちらに。

<目次>
第1章 メモで日常をアイデアに変える
第2章 メモで思考を深める
第3章 メモで自分を知る
第4章 メモで夢をかなえる
第5章 メモは生き方である

抽象化

メモの魔力の中でも、キーになるポイントの「抽象化」

「抽象化とは本質を考えること」と書いている中で、
その中での分類を。

・What型
・How型
・Why型

「ファクト」 → 「抽象化」 → 「転用」

メモの取り方は、本の中に取り上げられている。

小学生の頃から身についている前田さんのメモの取り方を惜しみなく、本で共有されている。

講演会で、「どうしてそこまで見せるのか?」という問いに、
「周りがレベルアップすると楽しいじゃないですか」とゲーム感覚の人生観と余裕。

ブラックな部分

最後の最後に、前田裕二さんが「どうしてメモを取り始めたか?」という部分に触れられている。

人間、美しい部分だけでなく、コンプレックスや嫉妬や憎しみなど、
そのような感情がエネルギーとなって、

そういう意味で、いろんな「欲」に向き合うこと。

それを曲解しないこと。

自分を否定せず、包み込む。

そういう部分において、

最後の特別付録、
「自分を知るための『自己分析1000門』」は、自分自身の棚卸しに有用かと思います。

メモを見つめ直す

企画を仕事でしているといろんなスタイルがある。

けれど、私は、企画のスタートは必ず、メモで全体を考える。

それでアイデアを整理したり、
生み出したり。

「メモの魔力」の抽象化や転用なども、
取り入れながら、中長期の事業企画などに取り入れたいと。

どうしても、経験を積むと、思考に垢がついてしまうから。

みなさんも当たり前にありがちな「メモ」について、
メモの魔力をもとに考え直してみませんか?

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EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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