コロナ禍で露呈する「つかえる部下」/「つかえない部下」|気をつけたいマネジメントからの目線

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

強制在宅勤務の状況になると、基本出社が認められない。
そんな中で、やりとりをスタートしていた危機的な3月、4月はまだいいとして、徐々に部下の個々のパフォーマンスの差が出てくる。

日々勃発する炎上劇

メンバーひとりひとりによって、見えるものは違うのだけれど、

日々炎上している部下

日々たんたんとこなし、何も起こさない部下

日常細かい部分まで相談してくる部下

言われたこと(指示されたこと)以外しない部下

などなど。

Beforeコロナ オフィスの模様

これまでの旧態依然としたオフィスでは、例えば、長電話していて、「どこかの部門と揉めているのかな?」とか、
書類をいろいろ調べていたりすると数字合わせに苦労しているのかな?と視界に入ってくる情報でプロセスがみれる部分があった。

かたや、Withコロナの強制在宅の日々だと、上司に上がってくる「結果」しか見えなくなる。

Withコロナの働き方

仕事にプロ意識を持っている人は、それはオフィスだろうが、自宅だろうが、サードプレースだろうが、できるのだろうと思うけれど、会社がキャッシュディスペンサーだと思っている人がいるとすると、毎日8時間、パソコンの前に座っている。

それ以外は、行動をすることが、損であるかのようなマインドの部分があるのかと思う。

だから、「何もしないこと(極端ですが)」=お得、と思っている人がいるとすると、会社もどんどん淘汰、選別されている中、今までの延長で囲われていた雇用が会社が守りきれなくなることは明白であり、今回のコロナでそれは、10年なのか、5年なのか加速したと思われる。

そういう意味で、会社に頼り、ぶら下がっていればよかった40代、50代以上の方は、「在宅勤務が楽」という観点はプライベートの充実もあり、それも否定しないですが、今後の生きるすべも含めて、会社からの評価、視点という目も忘れないでおいたほうがいいかと思います。
(おそらく、この記事を読んでいるターゲットではないとは思うものの・・・)

自分のキャリを振り返る

そういえば、自分が30代前半の頃のバリバリとしたプランナーだったときに、いろんな人を口説いたり、説得したりするために、20-30分とか長電話することがあった。

自分は、自分の会話しか、もちろん集中していないのだけれど、

ある日、他部門の人から「あいつの電話を聞くと参考になるぞ」とそのひとの先輩が言っていたと聞くことが複数あった。

あるときは、異動した部門で、普段年上の私に気を遣ってか話しかけられなかったけれど、飲み会などになると「エミリアさん、今日も3人、殺してましたね(笑)」と言って、電話してるところを見ての感想があった。

大企業の縦割り社会だと「〇〇部に説得したんですが、ダメでした」というような、伝書鳩のような人が山のようにいる。

その中で、「なんでできないんですか?」、「誰ができないって言ってるんですか?」、「〇〇さんは、それで納得してるんですか?、そう思うんですか?」と延々と話したりをしていたからだろうけれど。

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EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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