川上未映子 氏「100年人生、自分らしく生きる」② 〜 「生と性」、ロールモデルなんていない。

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

芥川賞作家の川上未映子さんの日経doorsの連載の「生と性」に関連するトークショーの続き。

日経doorsのサイトはこちらに。

続いては、川上未映子さんの著書「夏物語」について。

2.小説「夏物語」

勢いがすごい。

と、日経xwoman 総編集長の羽生祥子が。

全部盛り、だと。

本の中には、
シングルママ、貧困、子育て、がん。

いろんな思い、女の人、人間。
生まれて生きて、死んでいく。

フェミジムは出てこない、
子供を産んでも産まなくても、女性は満身創痍のだと、
川上未映子さんの口からさらっと出てきた言葉。

抑圧、それは男性にもある。

踏まないといけない手順がある。

子供を産むため、キャリアの形も変わってきている。

誰か(男性)から女として欲望されないと親になれない。
一方、海外だと精子バンクという選択肢がある。

生まれてきた国が違うから?

川上さんの子供世代が大人になったときの倫理を孫世代に。

3. 結婚出産しても「自分らしく」いられるコツ

日経doorsの最近の記事。

婚活アプリで、悪い男の見ぬき方。
猫と犬と一緒に映っている人は、ヤリモクなのだそうだ。

(ちょっと分かるかも?)

内閣府の調査(東京大学社会学研究所)で、男性の6割は容姿を重視すると。
旧態依然のデータ。

しかし、同様に、
女性の6割は年収が重視のポイントだと。

昔から脈々と続く、
「金」と「顔」の交換。

川上未映子さんから、
上昇婚、それは女性だけでなく、男性も、
一発逆転がてっとり早いのは結婚

男性と女性とで、いわゆる年収が違うということがある。

ということと、、、

川上未映子さんは、

女はバリバリ稼いで」、とバリキャリは言う、と。

けれど、そういうひとに限って、
おばあちゃんのような専業主婦的な人がいて、
仕事に専念できる環境がある。

「厳しいな未映子」と言われても、
歯は抜けても、円形脱毛になっても、
働き続けてほしい。」と言うのがメッセージ。

マミートラップ、、、

結婚して、子どもがいるとなかなか転職できない。

誰かからお金をもらうというのは目線がかわる。
夫は(あくまで)他人。

「自分の人生預けられる?」、と。

夫婦はチームという人もいある。

でも、チームはもろいもの。

結婚という30年契約で、チームでいくと決めたとしても、
リスキーなのは変わらない。

どうリスク分散するか?

親も偉そうだったように、誰かに経済を預けるのはリスクが高いと。
「扶養抜け」というSNSでのハッシュタグがあるそうだ。
(そんなことは知らなかった。。。)

自分らしく生きる

紫外線は 5年後。
皮膚が老化の原因、
お化粧がのらないのも。

芥川賞の記者会見の際のメイクで、人生が変わったとメイキャップアーティストから。

メイクは「自分をあげる」ためのもの。

4. キャリアに悩む女性へアドバイス

100年時代とすると、

人生は3段ロケットで3毛作。
①20−40歳
②40−60歳
③60−80歳

川上未映子さんは、150歳まで生きたい。
これまでは120歳だったけれど、そこから150歳までと。

キャリア

表向きには、
賞をとったキャリア。
部署を束ねている。
といったもの。

しかし、真のキャリアとは・・・。

出産、子供の進路、夫との関係での悩みの決断。

決断の1回、1回を妥協しない。

それは、割と難しい。

自分で納得して決断すると、
根拠になる。

自分の頭で譲らない、手応え。

そのようなポイントをひとつでも多く持つこと。

外から見えるキャリアは、失敗するもの。
(常にうまくいかないという意味)

肩書き、キャリアの要約はあくまでも要約でしかない。

芸能人だって、一瞬で消えることも珍しくない。

人生

では、、、
どうやって立ち上がるの?

それは、自分で立ち上がるしかない

日々の家事、人間関係、
「ここ踏ん張ったな」ということ。

SNSで、「いいね!」でつながっている人は、
所詮ダメなとき逃げていく。

そばに、いてくれるのは誰?
(これまで)みててくれたのは誰?

どんな時も見守ってくれる本質的な部分に目を向けるということ。

みなさんの人生はいかがですか?
作家の川上未映子さんならではの視点。

でも、女性が生きることについて、
人が生きることについて。

日々向き合っているからこそ、
紡がれる一言、一言が重く、
逆に軽やかに。

夏物語を手にとってみようと思った講演の後。

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EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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