中途採用|長い道のりの先のゴール|結局すべてはうまくいく

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

今年(2020年)3月からスタートした中途採用の募集。

4月に課長就任することが決まり、3月からフライングで始めた活動。

中途採用活動

その間、転職活動をされている50名ほどの候補者の書類選考、30名程度の1次面接を実施して、夏には内定者も出たのだけれど・・・。
顛末はこの記事に。

正直なところ、こんなに難航するとは思っていなかった。

打開策

このままズルズル進めても仕方がないと、人事とエージェントとで決めた週末の集中選考日

11月の選考日に向け、予想を上回る十数名のエントリーがあった。

その中で、6名を選考して、1次面接を実施。
通した候補者を午後、最終面接するという流れ。

感覚がおかしい?

1次面接候補者の書類を上司も目を通し、メールで「AとBは避けた方がいいと思います」とストレートなコメント。

それは言われなくてもわかってるんです」と答えたいけれど、自分の思考でバイヤスをかけないためにポテンシャルを期待しての通した候補者。

ごくごく一般的な思考だと、この方のキャリア、経歴を見て「書類で通す企業はまずないだろうな?」と私も思ってはいたので・・・。

1次面接

選考当日、1次面接はリモートで1人で候補者と実施。

次の方、次の方、と、それぞれ30分の面接を終えて、最後の候補者。
「避けたほうがいい」と上司に言われたBさん。

そのようなコメントもあり、某官庁での異色のキャリア、内定を出したとしても他の候補者より遅い入社タイミングなど、ネガティブな要素は色々あって、「自分の目がおかしくないか?」と何度も考えたけれど、なぜか惹かれた彼の人柄。

誠実さと包み込む包容力がリモート画面からもほとばしる。

すべての候補者の面接を終えて、最終面接対象者を最終面接官の上司と人事と作戦会議。

肯定されないだろうことは予想していたので、強くは言えなかったけれど「Bさんを上げたいんですけど・・・」とお願いする。
それでも、そもそもの書類内容と入社タイミングの遅さで、すんなりとは了解されない。

最終的には、「面接だけも・・・」と押し切る形では了承された。

最終面接の行方

週末の面接なので、上司も自宅から在宅でリモートでの最終面接。

結果が気になる。
時計を気にして、そろそろ全ての最終面接を終えたのでは?と、何度も携帯などに連絡が入っていないかと確認する。

すると、上司から連絡が入った。
「Cさんはダメだな。Bさんは、いいよ。通したから」との連絡。

思わずガッツポーズ!
ダメだと思っていたBさんの評価が一番高かった。
自分の感覚を信じて、よかったと思う。

内定後

内定は出たけれど、給与などの条件面と、現在勤める所属の引き止めなどのハードルは高い。

人事から、候補者自体からも転職することに悩んでいる候補者へのフォローのため、内定後の条件面談に同席を求められる。
面接時の評価点の共有と本人が気にされているいう実際の仕事を説明してもらいたいということだった。

他の予定が入っていたけれど、調整して、当日20分程度同席して、わたしから、面接で評価したポイント、彼への期待を伝えた。

あとは、本人に委ねるだけだけれど、、、

やきもきする数日間。

そしめ、4日後に、

内定受諾いただきました!というタイトルのメールが人事から届く。
思わず、ほっとして、涙が出そうになる。

本音を言うと春先など、出来るだけ早くに中途採用で入社いただけたらよかったけれど、結果的に、このような戦力強化も結果できたし、将来幹部になりうると思えるほどのポテンシャルを感じる方に入社いただけることになって、終わりよければ、すべてよし。

しかし、足掛け10ヶ月、、、長かったー。

来期の準備

4月に始まる新しい期のスタートに合わせて、他の人事異動も一コマ一コマ決めていく。

課長に就任して、課の「目指す姿」と限られたリソースに悩まされたこの1年。
来期は、中途採用メンバーと、その他補充メンバーと、体制強化の仕込みは着々とできてると。

どのようなメンバーで課を運営するかで、かなりの部分、課のアウトプットは決まってくるので、そういう意味で、新米課長の1年だったけれど、「自分でやらねば」という観点だけでなく、「いかにチームを増強するか」に奔走してよかったと思える。

何事も経験してみないとわからない部分もあり、しなくてもいい苦労はあるけれど、結果、「自分にとってよかった」と思えるのだから、人生は捨てたものじゃないですね。

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EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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