中川政七商店「茶論」 新しい茶道 上級コース 第2回|「茶道具箱の濃茶手前」、濃厚な濃茶手前とは

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

中川政七商店が手がける新しい茶道のお稽古。
上級コースの2回目は濃茶手前。

上級コース 第二回

設え

茶道では炉開きを行う重要な11月。
その設え。

安全に火を使えるように亥の日が選ばれる。

掛け軸「太平の姿有り」
徳川家光に指南したという、遠州流八世の小堀宗中の作品とのこと。

白玉椿と綿の花
花入は、朝鮮唐津。西岡小十の作品でご子息に西岡良弘

茶室にて床の間を拝見した際、
香合が飾られている場合は 「炭手前を省略します」という意味があるそうです。

マンゴスチンを漆で固めた香合

西村圭功氏の作品だそうです。

お稽古

濃茶手間のテキスト

濃茶の手前の前の主菓子
紅葉を感じさせる

濃茶手前

一般的なお抹茶の薄茶とは異なる、こってりと濃厚な濃茶

一般的に、濃茶は一碗に点てられたお茶を数人で回し飲みするそうだけれど、コロナもあり、ひとりづつ分けていただいた濃茶。

そして、茶論的茶箱でお稽古を。

茶論の指導では、棗(なつめ)を大津袋で包む濃茶手前

棗は、薄茶器の1つですが、濃茶手前にも使われるそうです。

大津袋は、利休の妻 宗恩が大津から京都に米を運ぶ米袋から考案したものだそうです。

まとめ

茶論でお稽古をするまで知らなかった濃茶ですが、どろっとした飲み口で、抹茶とは異なる美味しさと手前の楽しみがありますね。

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EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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