茶論 上級コース『上級実践』|中川政七商店の新しい茶道|日本橋高島屋S.C.

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

中川政七商店が手がける新しい茶道の「茶道」
2021年より、その講義の内容が、初級・中級・上級ごとの座学のリモートと対面での講義形式に変更される。

前回の様子はこちらの記事に。

上級実践

2021年の2月のテキスト

二十四節気からの説明
立春雨水の説明を受ける。

冬至、立春など主だったものは日常的に使用しますが、全てのものを順に学べるのはいいですね。

ほうじ茶

2月の上級実践のほうじ茶

お茶の前の2月の主菓子 東風(こち)

ゆり根を使ったきんとん。
ゆり根には「無病息災」の願いを込められいる。

中は、桃色。
花のような華やかで、春の到来を予期させる。

講師の先生がほうじ茶を煎じてくださる。
熱いお湯、95度で30秒程度。雑味が出ないように、さっと。

こちらは中川政七商店の焙じ茶 月ヶ瀬健康茶園(1,296円)
在来種ならでは、毎年違う味わいが出るそうです。

手前

続いての実践編。

2月も基本は濃茶の手前。
(希望者は、薄茶に変更できました。)

干菓子
左側 おたやん(押物)、右側 福梅(煎餅)

2月は「梅見月(うめみづき)」とも呼ばれ、見た目でも、味でも梅を味わえる。

そして、お稽古での濃茶
濃茶の手前も回を重ね、1月に続いてだったので、濃茶も少しだけですが、慣れてきた感じがします。

薄茶の場合、抹茶を選べるようなスタイルになっています。

設え

令和三年二月の設えの説明

花入は、越前焼のお歯黒壺つぼ
江戸時代にお歯黒用に使用されていた壺を花入に。

板額 江雲宗龍筆「遊雪」

昨年も同じ升の吉田神社の福升だそうです

まとめ

帰り際に主菓子を取る。
左側は2月前半の福升(ふくます)

2月といえば、節分の豆まき。
豆まきに欠かせない「枡」。神様への供え物を枡に入れるため「縁起物」とされ、枡をかたどったお菓子。

これまでのコースもいいですが、季節について学べ、実践にフォーカスしている今年のお稽古もいいと思います。

検討されている方のご参考になれば・・・。

■合わせて読みたい

EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

詳しいプロフィールはこちらから。