係長止まりか、課長までいけるのか|ほんの小さな3つの思考習慣

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

管理職になるまで分からなかった課長になる人とならない人の違い。

もったいないのが、それが本当に些細なことだということなのだと。
なので、この記事は「自分が課長にならないなんておかしい!」とか「どうやったら課長になれるのだろう?」と思っている方々にお届けしたいと思います。

当たり前

20代の時から自分がしてきた行動、マインドセットが常識でないということを年上の50,60代の部下たちを1年以上見てきて感じること。

それは、私のマネジメントのストレスの源なのではあるけれど、それをストレスという大きな塊にしていても仕方がないので、俯瞰していて、違いを捉えてみる。

3つのポイント

係長、主任で定年を迎える人と課長、マネージャーまで昇進する人のポイントをお伝えしたいと思います。

① 第一の反応がニュートラルか?

毎日小さなタスクをお願いしたりすると、まず気になるのが反応。

意外に多いのが、ネガティブなエモーショナルな態度が出ることが多い。

それは、何かというと、たとえば「面倒くさい」とか「何で自分がやらないといけないんだ?」というような依頼内容の事象自体に思考を回すのではなく、感情で受け取る。

昨日もメールで依頼した内容に対して「これは、俺にしろってことですか?」と明らかに不服という感じで、感情をたっぷり乗せて、読んですぐに電話がかかってくる。

説明したら、以前お願いしていた内容を忘れていたようで、受けてもらいましたが、道義づけの説明をするだけで、毎日、どれだけの時間を要しているのか・・・。

一方、自分の思考習慣や周りの課長たちを見てみても、まずはフラットに上位からの依頼を受け取る。

そして、メタ認知して、社内の組織のその必要性だったり、もしくは、理解が及ばなかったら、理解するまで確認をとる。

そんな思考の差があるように感じます。

② 自己主義 vs. 利他主義か?

次に、巷でよく聞く「利他に生きる」など、人のための観点があるかどうかという点。

本当に些細な例だけれど、会社の方針、課の予算などよりも、目の前の自分の1時間の残業代を優先するというような・・・。

大きな視点で言うと、プロジェクトが自分の成果や手柄にしたり、「自分」という点にフォーカスするのか、全体最適で広義に捉えられのか。

自己にフォーカスしている人は、「自分が周囲からどのように見られているか?」と言うことも気にしないような方かとは思うのですが、周りは意外によく見ていると言うことをお伝えしたいと思います。

「こんなに成果を出しているのに、周りから評価されない!」と不平を抱えている方がいらしたら、そのような視点で自分の行動を省みるといいかも知れません。

③ やり遂げる力

最後は、意外かも知れない「やり遂げる力」

これが一番、自分が管理職になって驚いたことでした。
自分はタスクやミッションを与えられば「やり遂げる」のが当たり前だったから。。

しかし、意外にも多くの方は、「〇〇部に断れられました」とあっさり言ったりする。
そして「どうして断られたんですか?」と聞くと、「そんなの自分はわかりません」と、驚く返答だったりする。

みなさん与えられたミッション・タスクをやり遂げていますか?
他社、他部門や環境のせいなどにしていないですか?

一度、ご自身のタスク完遂能力を見つめてみるといいかと思います。
管理職試験などでも見られるポイントだと思いますよ。

まとめ

「これだけ?」とがっかりした人も多いと思います。
でも、それが「できているか」、「できていないか」で、目の前の現実は大きく変わります。

仕事のある程度の能力は、ベースの部分としてありますが、裏を返すと、それだけ小さな差しかないと言うことです。

本人だけの努力ではなくて、過去の上司のコーチングや指導といった要素もキャリアの中にあるものです。

ですが、「自分の評価に満足していない方」や「管理職手前の方」などに、ご参考になればと記事にさせていただきました。

今日もよい1日を・・・。

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EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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