こんにちは。EmiLia( エミリア)です。
コロナ禍でリモートワークが増え、会社からマネジメントに対して最低でも月に1度以上は1on1ミーティングの設定が定められている。
マネジメントの私は、日頃よりコミュニケーションをとって、変化を確認したいタイプでもあるので、そのような方針が決まっていることは、やりやすい。
とある日のこと
できるだけリモートではなく、お互いが出社しているタイミングで会って話したいと考えているので、その日もグループリーダーと1on1を設定した今週のある日。
4月から部門のメンバーが大幅に入れ替わるので、彼には移管業務の引継ぎと、彼も新しい仕事を異動するメンバーから受けるというダブルの対応で、負担をかけているだろうと感じていたので、労いもしたかった。
部下の言葉
そのような中で、普段寡黙なタイプの彼が「お伝えしたいことがあります」
と、口火を切る。
その内容は、中途採用時に期待していた業務が、会社の方針転換で自部門でやれることがないこと。30代半ばの今のタイミングで自分の専門性を活かす仕事がしたいこと。
前回の2人のミーティングでも、そのような話があり、私が提案した他事業所の内容も確認したけれど、もっとダイナミックな仕事がしたいということ。
そのようなことを伝えてくれた。
私としては、やりがいを見出せてなさそうな様子から「やはり、そうかー」というのが印象だった。
「変化はないですか?」とは尋ねることができても、「転職したいと思っている?」とは、さすがにストレート過ぎて聞けなかったけれど、2月、3月と有休が続いていて、「もしかすると?」とは感じていた。
感謝
しかし、私が受け止めたその時の感情は「ありがとう」という感謝だった。
普通、転職する時は、会社に黙って行うことが多いだろうし、「転職したい」という思いと、その動機を知ることで、もしかすると、まだ会社の中で彼の希望する仕事をアレンジすることができるかも知れないし。
数ヶ月前に経営会議の承認がおりた大きな案件のことが脳裏に浮かぶ。
「なんとかマッチングできないかなー」と。
けれど、本当、今のタイミングでもし、転職で抜けられると課の運営がままならず、「これは大変だ」とも同時に思うのでした。
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EmiLia