【熊野古道】立ち寄り観光『浮島の森』|国の天然記念物 沼地に浮かぶ不思議な島

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

熊野古道で有名な和歌山県 新宮駅から近くに熊野速玉神社などの神社仏閣だけでなく、観光スポットがあることを知り、国の天然記念物である『浮島の森』にもレンタカーで立ち寄る。

浮島の森

市街地の住宅街にこつ然と現れる不思議な森。

正式名称は「新宮藺沢(いのさわ)-浮島植物群落」と呼ばれるそうだ。

泥炭でできた面積約5,000㎡の島全体が沼の上に浮かび、寒暖両性の植物の混成群落があるところ。

オオミズゴケやヤマドリゼンマイなど約130種類の珍しい植物が自生し、昭和2年(1927)に国の天然記念物に指定。

島内に遊歩道が整備され散策できる。

営業時間は、午前9時から季節により午後4時ないし、5時までのようです。
入場料金は、大人110円で入れるので、時間に余裕があれば、ぜひ立ち寄りたいスポットです。

小さな事務所のようなブースがあり、

浮島の森

こちらの中で、チケットを購入できます。

新宮藺沢 浮島植物群落(正式名称)は昭和2年に国の特別記念物に指定されたそうです。
浮島が維持されている理由なども説明されています。

ブースの中では、自然の写真などが貼られていて、アットホームな雰囲気です。

チケットを手に散策を開始

森の中

事務所から出ると目の前、すぐ右手へ。

順路に沿ってぐるっと一周する形の見学です。

確かに街中にこのような島があるのは、珍しい光景

そして、真ん中あたりを入っていきます。

橋を渡り、森の中へ。

オオツツジ(ツツジ科)
このようにメインの木たちにはパネルがついています。

バリバリノキ(クスノキ科)

オオミスコケ(ミズコケ科)

イヌマキ(マキ科)

サカキカズラ(キョウチクトウ科)

シャシャンボ(ツツジ科)、雨月物語の中の「蛇の穴」

ミミズバイ(ハイノキ科)・コバンモチ(ホルトノキ科)

クスノキ(クスノキ科)

森の中を抜ける。

住宅地が隣接している、不思議な空間

まとめ

植物に詳しい方は、いくら時間があっても足りないと思いますが、一般的な観光客であれば、先ほどのルートをぐるっと10分ほどで回れます。

複雑な生態系の浮島と、駅前のスーパーや商店の看板が見える不思議な空間です。

せっかく熊野に足を伸ばされたら、立ち寄ってみると楽しいと思います。
熊野詣でのご参考までに。

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EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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