自分の存在価値と自信のなさと。中年男性の苦悩と女性マネジメント

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

今期の人事異動で、自分が課長を務める部署も若返りを図ったけれど、まだ50代、60代の男性部下もいるわけで。

思うこと

そんな日々、年上の男性部下を持って思うこと。

やはり、それは女性だからか、年下だからかわからないけれど、上司扱いされないとか。

「友達じゃないんだから?」と思うようなタメ口の1行メールが届いたりすることは、毎日のように。

そして、上司の許可が必要な在宅勤務も、「今日(出社から)在宅にします」と通告調。
体調不良は仕方がないけれど、それも突発有休もよくあり、マネジメントの悩みのひとつ。

1on1

自分の中で、やりにくさを抱えながら、月に1回の1on1を実施する。

年度の初めに人事に申告する調書でも、半年前に移動してきたばかりなのに「すぐに異動を希望」と申告しているし・・・、どうしたものかと。

ひも解き

そんなやりにくさを少し感じながら始まった1on1。

色々空気が、行き交う空間。

「異動希望なんですか?」と尋ねると、
「特に、何も気にしてなくて、とりあえず埋めただけで」と意外な回答。

日々、終われている仕事。

「何が忙しいですか?〇〇ですか?〇〇ですか?それとも、〇〇ですか?」と聞いていく。

すると、「そう言われてみると・・・何が忙しいでしょうね」と、初めてひとつ、ひとつのご自身の業務の工数を思い浮かべて、客観視できたようだ。

如何せん、事務的な処理も多い部門。
その実態と、希望して移動してきたのに、異動前に想像していなかった目の前の現実のよう。

話してみると、どことなく自己肯定のなさと、過剰なこれまでのキャリアの自信との板挟みのように感じる。

自身のキャリアと自分の実力。
会社の組織に守られていることと、些細なこともうまくいかないアウトプットを突きつけられると・・・。

なかなか難しい年頃のようです。

若手とベテランと

20代のときは同期と横並び、自分の実力を客観視すること、突きつけられない。

管理職というステージに上がらなかったひとは、社内政治で日の目を見なかっただけかもしれないし、運がなかったのかもしれないし、上司に恵まれなかったかもしれない。

でも、マネジメントになってみて、やはりマインドセットが上がらなかったからなのか、もともとなのか、異なるような気がしてくる。

マネジメント修行

定年が65歳や、今後、70歳やそれ以上になるとすると、高齢層のマネジメントが求められる訳で。

そして、その年代の方も単なるぶら下がりとして会社に属するのでなく、生き生きとご自身の活かせるスキル・ノウハウを発揮したほうがいい訳で。

社会の環境、会社という組織の求められるもの。
そのようなことを、考えながら、マネジメントとして試行錯誤をしているのでした。

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EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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