緊張の社長報告の結果はいかに?|1000億円以上の大型案件 役員への提案

こんにちは。一部上場企業 女性管理職のEmiLia( エミリア)です。

一部上場企業に勤めていても、役員報告は頻繁にあっても、なかなか社長報告というのは機会がないもので。

しかも、それが大型案件3連発という、1時間と限られた中で、なかなか大変な会議。

準備

機密案件なので、部下にも手伝ってもらえることもできずに、現状のまとめから他社の事例、今後の課題と提案と、準備する範囲も多岐に渡り、さすがに最後の1週間はヘトヘトになったけれど、無事に、当日に繋げる。

本番は、社長、副社長、CFOの経営トップと、提案側は本部長、部長と課長の私。
(もちろん、その中で女性なのは唯一私だけ)

役員室でも一番大きな会議室で待機する。

報告

社長が別案件があり、5分ほど遅れてスタート。

それぞれが数百億円の規模の案件であり、合わせて1000億円以上の会社に与える影響がある内容。

本来であれば、一つの案件で1時間時間をとってもおかしくないものを、コンパクトな報告にまとめてプレゼンをする。

3つのうち、2つは明らかに社長の意向に反するような内容なので、さすがに手に汗握る、緊張なやりとり。

社長が望んでいる提案でないことは理解するので、すんなりとは通らない。
(当たり前だけれど。。。)

結果

「なぜ、この提案をしているか?」ということを議論で、しっかりと具体的に伝える。

すると、「検討はしてもいいよ」という言葉が、やっと引き出せた。
3つとも、基本は満額回答だと思う。

本部長、部長にも、ねぎらいを受ける。

準備、プレゼン、全てお任せでしたので、大変だったと思います。
おかげで、経営TOPに様々ご理解いただけたこと、一定の方向性が示されたことなど、大きな収穫を得ることができました。
重いテーマですが、歴史に残る仕事なので、頑張りましょう。

翌日のこと、「社長報告をした」と知ると「どんな報告をしたんだ?」と問い合わせが入ってくる。
その判断で影響が出る部門なので、仕方がないけれど。

「サラリーマン(ウーマン)としては社長の意向に沿い、忖度すべきかも知れませんが、お伝えした通り、淡々と事実をベースに報告をしています」と資料とともにメールを送ると↓のような返事が返ってきた。

こっそりと共有ありがとうございます。
資料拝見しました。〇〇方針の話をしてくれたこと、とてもありがたく、共感します。
言うべきことはちゃんと言ってくれて、これまでの検討経緯が伝わったと思います。
エミリアさんは、本質を曲げずに本音で話をしてくれるので、とても助かっています。
これからもコミュニケーションよくやらせてください。

疲れたけれど、久々にやりきった感じがする集中し、気合の入ったプレゼンだった。

また、経営からの了解を得て、具体的な仕事が明日から頑張ろう。

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EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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