コミュニケーションをとったつもりの罠 | 社長の指示をスルーする大企業のひとたち

こんにちは。一部上場企業 女性管理職のEmiLia( エミリア)です。

大企業でよく言われる部門や本部の大きな壁。
会社の全体最適ではなく、小さな組織の中の最適だったり、リスクを取らないという大企業病のひとつ。

企業の経営トップの交代があり、自分が抱える大きな数百億円クラスのプロジェクトも方針転換がされる。

報告の場で「〇〇統括に指示しておく」との伝え聞く。

当たり前だけれど、社長が指示するのだから、そのまま検討が進むのだとばかり思うのだけれど・・・。

数週間経っても、動きがない。

たまたま会った社長に「あの件はどうなっていますか?」と数分のやりとり。
「指示しているから」と。

でも、風の便りではご本人は認識していないという。

なんというコミュニケーションの行き違い!?

ふと、思う。

伝える方は、伝えたつもりでも、受け取る方は理解していないということ。

課長職の自分自身、マネジメントで「伝わっていないのかー」と思うことが多々あるけれど、それが部長でも、役員でも起こるということなのだろう。

日本人の阿吽の呼吸は限界があり、スピードが求められる現在、「伝わるだろう」ではなく、いかに明確に指示をするかはマネジメント層の手腕が求められると思います。

部署がたらい回しになるのも、避けたいところですね。。。

■合わせて読みたい

EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

詳しいプロフィールはこちらから。