若手社員の駆け込み寺|入社数年で商品企画はやはり厳しかった?|段取り力を伝授

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

お盆休みまでカウントダウンのとある夜、子会社の社長から連絡が入る。

4月に抜擢され、入社数年の異例のタイミングで商品異動したばかりの若手が悩んでいるようだと。
その彼女を「励ましてほしい」、というような内容だった。

連絡をしてみる

いつも笑顔で、弱みを見せられない彼女。

普通だったら、「元気ですか?」とメッセージを送ったりするのだろうけれど、
そんな彼女だから「空元気してませんか?」と送ってみる。

こんばんは…空元気にもなっていません。
仕事全然分からないですし、この部署にいていいのかな・・・自分がいる意味とは何なんだろう…とそういうことに落ち込みます…

といった返事が返ってくる。

思ったより、重症かも知れないと、夏休み前の最後の夜に少し話しますか?と声をかける。

悩み相談室

夜、中途採用の面接を済ませて、19時過ぎに電話をする。

世間話から話を始めるけれど、すぐに仕事の話になる。
彼女が思い描く企画部門での活躍ができないことがストレスのようで、毎朝会社への道のりの足取りが重いらしい。

明るい彼女だから、周りは深刻に捉えていないようだけれど、そんな彼女だからこそ周囲の期待に応えられていない悩みが伝わってくる。

商品企画部門は、いろんな要素が絡まってるので、入社数年の彼女が苦戦をするのは、周囲はわかった上での抜擢のはずで。数カ月でのパフォーマンスを期待していないことや、彼女にとっては大先輩でも、その彼が初めて同じ部門にやってきたときは同じように半べそであったことを伝える。

モヤモヤ

精神的な部分だけでなく、彼女の頭の中でモヤモヤしているものを、少しでも靄が晴れるように、具体的に仕事の段取りの仕方なども伝授する。

悩みを聞いて、1時間と少し話す。
少しは肩の力が抜けて、少なくと1週間のお休みは、ゆっくりできるようにはなったかと思う。

悩みは、何が悩みかわからないことを解きほぐすと半分は解決したようなもの。
悩みの元の仕事はすぐに実力がつくわけではないので、ストレスの雪だるま式にならないように、紐解く手伝いを。

また、つまずいていたら、手を差しのばして、背中を押す準備だけはしておこうと・・・。

皆さんも、仕事の悩みなどありますか?
相談できるメンターのような方に相談してみると、晴れるかも知れないですよ。

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EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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