谷本有香「世界のトップリーダーに学ぶ 一流の「偏愛」力」 朝渋② 〜 イーロン・マスクの驚きの習慣

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

毎回、いろんな学びや気づきのある「朝渋」

谷本有香さんの新著の前回の続き。

偏愛・・・


偏愛を話していると、
「ポジティブな」ことのみかと思われるかもしれないけれど、

と前置きをして、谷本さんご自身は「絶望」や「怒り」など、

山一證券の廃業に由来する「偏愛」からだそうだ。

廃業のその裏には、様々なドラマがあり、

いろんな事件などもあったのだと。

ご自身も、23,24歳で何百万円も、
山一證券を信じて、投資をして失った。

社員その本人だけでなく、
いじめで学校に行けなくなる子息がいたり。

多くの人生が、たった一つの会社の廃業で、
揺るがされた、事実。

そんなことを二度と起こしてはいけない、

「経済って、一体なんだなんだ?」

「理解して、伝える立場になる必要がある」というのが、
谷本氏の偏愛性。

キャスターとしてのオブセッションが生まれた。

そのエネルギーが、
その時から15年続き、
そのエネルギーで、これまで貢献できた。

「怒り、絶望感」が解消した先に今は。

リーダーへのインタビュー

リーダーがどう生まれたか、
3000人以上のリーダーのインタビューから。

海外のTOPのリーダーと会うと、
今の「日本のリーダーが不甲斐ない」と感じてしまう事実。

世界に出ると「こんなにダメか?」と気づく。

日本のすごいリーダーが、
何を持っているか?

それを言語化していきたいと。

伝える先には、
多くのリーダーを作っていきたい思いがあってのこと。

アウトプット

ライフワークで”研究するだけ”でなく、
「書く」ということで”社会的アウトプット”する。

理性で蓋をしがちだけれど、

大きな出来事(山一證券の廃業)があったから。

証券業界がなぜ好きか?、

東証の鐘がなる音、
たまらなく大好きなのだとか。

その理由はご本人もわからないのだそうだ。

とにかく、理性で「自分の偏愛」に蓋をしないこと。

誰かの人生に「ぐーっと入っていく」のが楽しい。

人生が(何をきっかけに)どう変わったか?、
どうしてそのとき、そう判断したか?

それらを吸い上げる。

短期的なアウトプット

女神的リーダーはスタイル。

数字を上げることは否定しない、
もちろん重要。

ただし、四半期、短気に数字のみにフォーカスするのは、
時代にそぐわない。

利益率ではなく、「どれだけ社会的なインパクト」をもたらすか。

Amazonも赤字を垂れ流していた。

リーダーが中朝的に株主を説得できるロードマップ、そして志。

1,2年・・・成果を出すのにがかかるかもしれない。

相場が足し算ではなく、相乗効果で何倍も。

たくさんのリーダーと話し、
多くのリーダーは、「変わらないといけない」と気づいている。

今は、過渡期。

リスクをとる

数字が全て
結果を出せばいいということは否定しない。

現状、大企業の一人一人の潜在力は、活かせていない。

それを100%活かしていけばいい。

そのために、評価軸を変える。

評価制度を変えていかないと。

数字に表れてくることは絶対ではある。

過程でリスクをとらなければならない。

自分の棚卸し

・フリーランス的な思考、仕事
・アピールし続ける
・(偏愛性)棚卸しを日々する
・強みは日々変わる

世界の環境を鑑みながら、棚卸しの癖づけ。

危機感

もう一つ、常に「危機感」

明日、ご飯が食べられないかもしれないという。

そのため、

・インプットを常にすること
・成長度合いを高める

偏愛生を持っているところ。

何に、エネルギーを割いているか?

イーロン・マスクの驚きの⁈

イーロンマスクの直属の部下にインタビュー。

「彼のトップリーダーたらしめていること」を尋ねた。

返答は、

「4時間の読書を毎日確保する」のだと。

あんなに忙しくても。

読書のジャンルは、
ポエム、物理、哲学書などなど、
「手に取りたい」と直感的に感じたものを読むそうだ。

インプットしていくこと、それは化学変化。

谷本有香さんのスタイル

講演などの場は「200 %出し切る」

個々の偏愛生を持って成功すること。

「北欧、暮らしの道具店」の青木代表、

「一人一人の偏愛生を信頼している」のだと。

しかし、「信用はしていない」と。

それで、全体的なブランディングができる。

グッチなどのブランドを束ねるケリンググループ。

グッチの社長、フランスナンバー2のトップの言葉。

「ブランディングが何の定義ではなく
”To be”のペルソナ的なターゲットが揺らがないようにする」

煌びやかさじゃない生き様、
共感してくれるメッセージ性を送る。

ペルソナ的なターゲティングをする。

「どうありたい」、
「あり方」を確認する。

会いたい人は?

会場の参会者からの質問。

谷本さんから出た名前は、

「トランプ」

どれだけ叩かれていても、
結果を出している事実。

メインストリームのメディアでは、
どうしても、バイヤスがかかっている。

彼に、

・「何が本当にしたいのか?」
・「本当は、なんなんだ?」
・「何を目指しているのか?」

を直接聞きたいのだと。

最後に

ほとんど内容を言わなくて
TOPがどうやって利用しているか。

詳しくは著書に・・・。

リーダーの共通点。

「肩書き」で人を見ない。

大学生や20代の年下のメンターを持つ。

彼女から説得力がある言葉の数々。

それは、3000人と自身で退治してきたこと。

また、山一證券の廃業を通した「怒り」からの社会への関わりだと感じた。

「偏愛」と、

ある意味「ワクワク」は同義語のように、
感じる部分も。

止められない、思い、行動。

あなたの「偏愛」はなんですか?

EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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