「羽田市場」× 「紀土(平和酒造)」の贅沢なイベント 〜 野本良平社長と高木加奈子さんと。

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

ホリエモンの小型の観測ロケット「MOMO(モモ)」4号機の燃料が使われるということで、話題にもなっている和歌山の「紀土(平和酒造)」と「羽田市場」のイベントがあるといういうので、参加することに。

平和酒造(和歌山県海南市)は同社の日本酒をモモの燃料の一部に使う。
純米大吟醸「紀土(きっど)」1.8リットルを蒸留してアルコール度数を80%強に高め、燃料のエタノールに混ぜる。
日本酒は燃料全体から見れば数%程度という。

特に、ホリエモン万博(2月)でビールの魅力について熱く語っていただいた高木加奈子さんがお酒について説明くださるということで、楽しみに参加。

羽田市場

漁業の流通に革命をもたらしたというテレビなどで有名な羽田市場。
漁師(漁業者)からのダイレクトな仕入れで流通革命を起こした企業。

その「羽田市場」が魚を販売しているのは知っていたけれど、
居酒屋があるとは知らなかった。

14:00のイベント。
てっきりお魚屋でのイベントかと思っていたら、立ち飲み形式のお店。
この時間にすでに飲み始めているカップルが2組も。

MENU

この日は、決められたお料理だけれど、
普段のメニューは、このような。

店内の様子。

黒板にある、その日のおススメ。

生簀もある。

アットホームな店内の雰囲気。

試飲会

紀土(KID)のバリエーションが豊富にイベント用に準備いただいている。

こちらが、MOMOの燃料になる純米大吟醸の「宙へ!

日本酒だけでなく、
高木加奈子さんが作っておられるクラフトビール。

この日は、ベーシックなペールエールなどの3種類。

新商品の「サワーエール」がなかなか探せなくて、飲めるということでうれしい。

早速・・・いただく。
一口、、、

想像していた以上に、驚くほどの酸っぱさ。

高木さん曰く、「ビールと思わずに飲めば・・・」ということで、たしかに頷ける。
カクテルの感覚で飲むと、さっぱりとして美味しい。

イベント

14時になり、イベントが開始。
紀土を応援されている常連さんも、別のイベント会場とはしごでこちらにいらしていた。

無量山

乾杯は、純米大吟醸の無量山

高木加奈子さんが注いでくださる。

紀土がキャッチーな味わいなのに対して、
無量山は、味わいのトレンドに流されないコンセプトのお酒とのこと。

精米所からこだわり、
ちゃんと作る技術を継承するためのお酒なのだそうだ。

「平和酒造」さんは、酒蔵を始めるまえはお寺をされていて無量山 超願寺という名前だったことからルーツとしてつけられたそうだ。

はせがわ酒店の特集記事にも「無量山」記されていました。

純米酒、山田錦40%で原酒。
15度とやや高めのアルコール度数。

ちなみに、紀土は、基本は、加水していると。

紀土 カラクチキッド

お料理とのマリアージュということで、お料理にそって高木さんが次のお酒をお勧めくださる。

特別純米の紀土 カラクチキッド

酵母から説明してもらうなんて、さすがだなと。
長野の酵母で、バナナ系だそうです。

日本酒を形容するのに、聞いたことがない表現。
言われてみると、たしかに・・・と思う。

あがらの生原酒

紀土 純米酒 あがらの山廃生原酒。

ラベルの字は、高木さんの字だそうだ。

そのようなエピソードを、ぽそりとを教えてくださる。

山廃の古典的な作り方。
カシューナッツのような風味と説明を。

紀土 あがらの田で育てた山田錦低精米80%

紀土 あがらの田で育てた山田錦低精米80%

ラベルがひとつひとつの工程が記されていて、手作りにお酒への思いを感じる。

自社の田んぼで収穫したお米で作る。
収穫が限られているから、
あえて低精米(80%)にしていて、
お酒の量を少しでも・・・ということだそう。

ちなみに、磨きについて。

人が食べている精米は、90%ほど。
極限までチャレンジしている酒蔵で、98%を出しているところがあるそう。

一般のお酒は80%ほど。

20数%の精米は、どのように発酵するか、
味の予想がつかない部分もあって、面白いのだそうだ。

紀土 夏ノ疾風

紀土 夏ノ疾風

夏らしい爽快な味わいの純米吟醸酒

鶴梅

鶴梅 夏みかんのリキュール。

夏みかん、甘夏などが入っていて、爽やか。
日本酒のいただいている間に、デザート酒のような位置付けでいただける。

それぞれが貴重な味わいなのに、
ホワイトエールで割るという、贅沢な飲み方もさせてもらう。

料理

お料理と合わせて、お酒をいただいていただけれど、お料理は後半に固めてご説明を。

新鮮なお刺身

・まぐろ(鹿児島)
・たこ(北海道)
・ほうぼう(大分)

どれも新鮮で、日本酒と贅沢な組み合わせ。

ウニが和えられたジュンサイ

ジュンサイを東京で食べたのは初めてかも知れない。

カンパチのごまじょうゆ
よく地元で漁れたてのお魚を食べると、食感がしっかりしていることがあるけれど、「ゴムを食べてる?」というほどのしっかりとしたかみごたえ。
(※ 立ち呑み屋さんということで、どのお料理の写真も、フォトジェニックではのは、お許しください。)

次のお料理、
「これは何でしょう?」とさわやかな店員さんに料理の素材を尋ねられる。

モナカの中は、真っ黒。
そして、すごく辛い。

答えは、、、

たこの内臓だそう。
北海道の加工工場で捨てるはずの破棄される「ゴミ」を立派な料理にされる。

それを力説される野本社長。
(会が始まって少ししてから、タクシーで颯爽と合流されました。)
羽田市場さんって、すごい会社だな、と。

イカ下足 生姜醤油
イカがやさしく柔らかい。
大根おろしとで、さっぱりと。

ふぐの唐揚げ

「ここは宮城?」と思わせるほど新鮮なホヤの刺身

カキ

4年ものの牡蠣。

牡蠣は、普通、1,2年の養殖だそう。

震災で、流された牡蠣が発見されて、4年ものが美味しいとわかり、今は、4年ものが存在するそうだ。
一般的なお店で食べると、ひとつ2000円ほどするそうだ。

キッチンに立つ、野本社長。

社長が出演されているテレビや新聞などの情報。

社長自ら。

手さばきがテキパキ。

そして、立派な牡蠣が並ぶ、幸せな皿。

ブリブリの生牡蠣

軽く火を通した牡蠣も、日本酒に合って、美味しい。

最後に、マグロ丼

会の合間に、新鮮なお魚が!

イベント終了

美味しいお料理と、お酒と幸せな3時間が終了。

野本社長、

高木加奈子さんから一言。

高木加奈子さんのプロフィールやキャリアなどはこちらの記事が参考になります。

◼️平和酒造のHP

■関連記事

事業に「志」という筋が一本通っていると、こんなにもひとは応援したくなるんだ、と他の参加者の方を見ていても思いました。

みなさんも機会があれば、紀土や羽田市場のお魚を…。

EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

詳しいプロフィールはこちらから。