こんにちは。EmiLiaです。
みなさんは、街で声をかけられたりしますか?
数日前の夜、渋谷のできごと。
仕事帰りに八百屋で野菜を買って、店先でスマホを確認。
目の前に男性らしき人が通り過ぎたが、画面に目を落としているので、定かでない。
その人が歩みを止めて、戻ってくる。
わたし流 「ナンパの流儀」
その前に、 わたし流の「ナンパの流儀」
年に何回かは街で声をかけられるけれど、数年前の出来事をきっかけにわたしなりの流儀ができた。
数年前、東京メトロに乗り換えるために、歩いていると 前からくる人に、
「忙しいですか?」
と尋ねられるが、どうせキャッチとかであろうと、目も合わせず
「はい」
と通り過ぎようとした。
すると、視界を横切る彼が「とても哀しそうな表情」でわたしを見つめている。
「ごめんなさい、そんなつもりは。。。」と、
釈明したかったけれど、あまりにも早足で駅方面へスタスタ歩いていたので、踵を返すわけにもいかず。
それ以来、わたしは、声をかけられたら、少なくともお話をしてお断りするように、決めた。
もしかすると、軽いだけの人かも知れないけれど、もしかすると、勇気を振り絞って、話しかけている人もいるかも知れないから。
流儀というより、礼儀に近いのかも?
質問ぜめ
話は戻り。 渋谷の街中。
ジャケットにデニムを着た彼は、スマホの画面を見つめるわたしに、
「無視してるでしょ?」
「結婚してるの?」
「彼氏とは長い?」
「どんな人がタイプ?」
etc…と、
矢継ぎ早に質問してくる。
慣れているそぶりに好印象なわけではなく、あしらいがちにしていても、10分程度、懲りずに、関心を持ってもらおうとするところは、尊敬する。
「他の人に行けばいいのに」
「これも何かの縁だから、お茶だけでも?」×数十回
根負けして、 「お茶じゃなくて、一杯だったら」 と10分、20分の約束で行くことに。
トリキ?
「じゃあ、トリキ行く?」
「えっ、トリキって?」
彼は、ビルの上の黄色い看板を指差した。
「鳥貴族ね」
いきなり鳥貴族?と思ったけれど、探すほどでもないし、と同意。
結局、「トリキ」は満席で結局は、同じビルに入っている居酒屋チェーン店に。
お仕事は?
彼は、レモンサワー、
わたしは、ビール。
数品だけおつまみを頼み、彼の一方的な恋愛経験と恋愛観を話してくれる。
(わたしが質問されても、語ろうとしないからだけれど。)
ふと、わたしから
「仕事は何してるの?」
「してないよ」
「そうなの?」
「だって、学生だもん」
「えっ、、、大学生???」 驚愕の事実!!!
恰幅が少しいいのとジャケット着たりしていて、ホテルで打ち合わせをしていたと言っていて、てっきり26,7才だとは思っていた。
お会計
約束の時間を過ぎて、30分ほどして、お酒が飲めない彼に申し訳ないのもあって 「じゃあ、そろそろ」 とお会計。
2910円
彼が払ってくれようとしたけど、流石に学生には・・・ と割り勘に。
意外にあっさりと
「いいの?、じゃあ」
と受け取る彼。
連絡先
「帰ります」と言い張るわたしに、彼は執拗に電話番号を尋ねてくるが、これからもないとすると申し訳ないし、15分ほど改札前で問答をした後、彼はやっと諦めて渋谷の街に消えていった。
しかし、20歳とは、、、、驚き。
話の節々で会話が成立しないわけだw
人生何が起こるかわかりませんね。
それでは、みなさんにも春の素敵な(!?)出会いがあることを。。
EmiLia