こんにちは。EmiLia( エミリア)です。
先日、四角大輔さんの「バックパッキング登山入門」、
「バックパッキング登山紀行」の講演の記事の前半を記し、その後半を。
前回の記事:
冒険記「7days+1」
<2日目>
増水した川、
「無理だろっ」と普通の人は思う水量。
バックパックは、完全防水で浮輪にもなるそうだ。
シャツは、その都度、川を渡った後に、
絞って乾かす。
素材が乾きやすい素材で、
10分もすれば乾くものだと。
前進しても、とにかく進まない。
雨が降ってくる。
その時の冒険の利点は、水の確保がいらなかったこと。
食べ物は、最悪なくてもいいが、
水は、生きるために必需。
予定の半分の速度しか進まない。
川を渡ったり時間を余計に費やす。
<3日目>
この時点であれば、
「エスケープロード」から引き返せる地点。
常識的には、川を渡る際、
「膝上の水量はダメだ」と言われているのに。。。
学んだこと③
昔の場合、おそらく、自分の位置を知ることがとても大事だった。
テクノロジーを味方にする
今は、
GPSを使い、
1秒で位置がわかる。
GPSがいかに優れているかを語られる四角大輔さん。
しかし、「川は位置情報必要ないか?」といえば、
支流に戸惑うことがあるので、
「慎重に、慎重に」位置は確認するのだそうだ。
冒険は、
「気合」と「根性」と「サバイバル能力」のみのように語られるが、
「テクノロジーを使いまくる。味方にする。」
ことが重要なのだと、
実際には、否定するひとが多いのは実態としてある。
そもそも、
旅をする理由。
そこに圧倒的な自由があるから
なのだそうだ。
3日目の夜は進めずに、
野宿。
寝床になるそうなところを探し、
緊急用のセットで、野宿することに。
ふかふかの腐葉土、
原生林の隙間からは、満点の星空。
明日の天気が晴れだと、星空から。
自然のルール
「自然を破壊しなければ、何をしてもいい」
自然のルールはとても明快でシンプル。
下界の人間の住む世界には、
納得できないルールがある。
例えば、一般的には、野宿すると「危険だと」注意されるように。
■余談:サンダル
川歩き専用のシューズ。
開発に携わる。
川は、ブーツが主流だけど、
開発過程で異論もあったけれど、あえて、川では「サンダル」に。
■食料
冒険での、
食料は少な目に。
それは、釣りをして食料にする前提で。
■釣り
水量が少し落ち着いて、
釣り竿を出して。
しかし、
釣れない。
大雨が降って、増水したら、
魚は、天変地異を予測して、
事前に荒食いしたあと、
身の危険を察知して、岩陰などに隠れている。
サイトフィッシングで、魚を見つけてから釣る。
1投目が肝心で、
2投目は可能性が半減してしまうそうだ。
サイトフィッシングでは、
あまりにも釣れずに、作戦を変更し、
岩に隠れているだろうと、予測し・・・。
すると、
なんと、かかる!
戻るにも、戻れない状況。
魚の警戒心のスイッチが入り、
普段と違う動きをする。
結果、
鱗(ウロコ)。
本気で食べてないから、ウロコだけかっすったよう。
また発見し、
1投目、
2投目、
3投目、
それでも、標的の魚は無視。
そして、違和感を感じて逃げる。
(ショックが非常に大きかったようだ)
しかし、
3匹目!
本気モードになる。
1投目はダメで、
2投目で目の前で餌に食いつく。
大きな魚は、賢いそうで、
3000倍の生存競争を勝ち残っているから、
生きる知恵がある。
加えて、
川の流れが、激しいと、
途中で釣り糸がきれてしまうことがあるそうだ。
そして、滝まで追い込まれると、その先は行けず、
100%ダメになるので、
相手が弱るのを待つこと5分。
やっと釣れる。
生後5,6年の大きなサイズ。
学んだこと④
野生の生き物は人間より偉大
命をいただく
毎回の儀式。
命の重みを感じるために、心臓をいただくのだ、と。
(ジップロックに入れた)マスを
バックパックに背負う男
学んだこと⑤
地球に存在するもの全てが命
■ 調理
山小屋での料理。
スパイスにオイルなど、
調理用に。
オリーブオイル、
ホイル焼きの準備
オーブンで、
ほかほかの。。。
冒険の続きは、まだまだあるので、
その先は、また、次の記事で。
■つづき:
アウトドア派ではないけれど、
自然に触れたくなる感覚。
EmiLia