奥入瀬サミット2018「人生100年時代の女性の生き方」①〜 小林照子/小巻亜矢

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

秋の空、雨の毎日ですね。

先週行った奥入瀬も、そんな秋雨の週末でした。

奥入瀬サミット

青森は、日本で一番女性の経営者が多い土地柄だそうで、

そんな奥入瀬で年に一度開催される「女性サミット」

先日は、プレセミナーの記事をあげ、

今日は、午後からのセミナーの様子を。

「人生100年時代の女性の生き方」

サンリオピューロランド 館長の小巻亜矢氏、

美容研究家の小林照子氏の講演。

まずは、

小巻亜矢氏のプロフィール。

エンターテイメント業界の経験がなく、

ピューロランドの館長を2014年に受けたのだと。

簡単にプロフィールを紹介された後、

ご自身のキャリアを説明くださる。

きっかけ

あっさりとご本人は語られていたが、

3人のご出産の後、

経験された悲しい次男の事故死、

また、その後の離婚。

そのようなご経験をもとに、

「人生は何だろう?」

と考えたのだと。

その後、

コーチング、心理、キャリアカウンセリング

などを学んだのだそう。

そして、

ひとに伝えるにあたり、アカデミックの下支えを学ぶため、

東京大学 大学院を受験されたのだと。

受験勉強中は、勉強しすぎて頭のてっぺんが腫れたとおっしゃっていた。

人生の中で

健康面では、

乳がんで、左全摘

子宮全摘、

をご経験された、と。

聞いている私は、ご経験を想像すると

ただ、胸が詰まる。。。

でも、

講演は、そのまま淡々と継続される。

人生100年時代のキャリアプラン

小巻さんは、

「社会資本」、「金融資本」、「人的資本」

を説明される。

それは、独立したものでなく、

相互に関係していくものと。

特に、年齢を経ると、

その資本が関連して相乗効果を生むものだと説明くださる。

サンリオピューロランド

2014年に着任された館長、

それぞれの領域での課題。

ピューロランドの強み

小巻さん曰く、

1990年に、完全屋内型でオープン。

シアターが、300人規模を複数あり、800人規模も一つ。

「その良さが伝わっていない」とん分析。

対策は?

未経験の領域、

「わからない時は、得意分野からやっていく」

・インスタ映え
・インバウンド客も想定した「歌舞伎」
・完全屋内型を利用した、昼間からパレード

など。

結果は・・・

謙遜され、

・POPカルチャーやインバウンドの時代の後押し
・お客様が発信してくれる「SNS」の時代

なども環境の後押しもあったと。

しかし、就任されて以来の来場者の右肩あがり。

組織の強化

組織を強くするために、

「スタッフの後押し、背中を押す」

「コンセプトを社内で徹底、コミュニケーション」

を取り組んでおられると。

コンテンツがいくら良くても、

スタッフの「嘘のない笑顔」が大切で、

そのために、

社員の気持ちを「見える化」して、

モチベーションでスコア化して、

問題題が表面化する前に課題を潰す。

それは、「ガンの早期発見」と同じ。
(ご自身の経験と重なるから重い一言)

そして、
ディズニーランドなどに比べれば、
売上の規模は小さいが、利益率はいい体質に変えて行っているのだと。

Key Words

「展開型」

彼女は、
中でも強調していた。

「小巻さんは展開型ですね」
と言われると。

「ビジョン設定型」でなく、
目の前のチャンスを選択していて、
サンリオのチャンスも同じように取り組んだ結果。

色々な経験

色々あったから、
本来やりたかった教育を。

ガンの経験を活かして、
また、子育てで躓いたからこそ、
「今がある。」

これまでも、

とりあえず、やってみてきた。

そんな1日の中では、
小巻さんでも、5月病のように泣きながら帰ったこともある。

想定外の出来事が人生の枠を広げる。

今の職場でも、
「小巻さん知らないから、そんな発言を」
と何度も言われ、心が折れた日々も。

そんな中で、
「まずは、実験でやってみましょう?」
と言い続けて、カルチャーになってきた。

新しいことを実験して、たとえ失敗しても次につながる。

大学院は、東大生と同じ土俵で受験。

大学院に入っても、東大生と能力は違うが、「自分には経験」がある。

「得意分野」から、
それでいい。

込めた思い

ピューロランドの舞台。

歌舞伎の桃太郎、
その中に、「ダイバーシティー」を意味を込めているのだそう。

ひとは、見た目の違いだけ判断しがち、
同じ目標(鬼退治)に向けて、力を合わせること。

今年のクリスマスのキキララのショーにも、思いを込めた、と。

ご自身、いろんな経験があるからこそ、
深い言葉が醸し出される、

そして、

女性として、

笑顔で、素敵なオーラに溢れていた。

まとめ

美しくて、キャリアも華やかで、
一見順風満帆なようにみえる小巻さん。

その裏にあるご経験が、
存在の凄みなんだと、
納得できる方だった。

みなさんの目の前のこと、
決して無駄じゃないと思います。

みなさんも、100年時代を見直してみてはいかがでしょうか?
小林照子さんの講演は、別の記事で・・・。

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EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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