エチオピア旅行記 〜 初日の夜、エチオピア料理とローカル・ダンスと?

エチオピアに着き、ラリベラという世界遺産の岩窟教会の土地に降り立つ。

「ガイドはどうだ?」、「チャーターバスのチケットは?」という売り込みのひとが、道を歩いているとひっきりなしに話しかけてくる。

そんな中、「興味がない」とそれらの人をあしらっていたら、
ひとり雰囲気が違う男性から声をかけてこられる。

↓ こちらの記事の続き。

青年

話しかけてくるけど、何かを売ろうという会話が全くなく、

胡散臭そうなオーラを感じない。

話してみると、確かに、学生だそうで、
どうりで他の声をかけてくるような”ビジネス臭”がしないのだと。

「コーヒーを飲みにいかないか?」とか、「サンセットを見に行こう」とか誘われるけれど、

「とりあえず、着いたばかりだし、休みたい。」と告げる。

メインの通りから、入って少しのところにあるホテルに戻るところを付いてくる彼。

ギフト

宿まで送ってくれるというので、特に必要はなかったけれど、それを強く拒む必要もなく、一緒にホテルまで歩く。

会話の中、「明日は(エチオピアの)クリスマスで、朝から教会のイベントがあって、エチオピア人しか入れないから、連れて行ってあげる。」

と、

そして、「みんな白い衣装をきてるから。あっ、ちょっと待ってて」と宿の前で待つように言われる。

数分後、彼が再び現れて、「この(白い)スカーフをプレゼントするよ。これ明日つけて行くといいよ」

優しい、いい人だ。

「ありがとう」と、お礼を伝えて、
着いたばかりで疲れたので、「部屋に戻って休む」とだけ告げるて、別れる。

日本からの長旅、色んな交渉で、さすがに疲れ、少しお昼寝をすることにする。

仮眠

シャワーを浴びて、少しだけ休むするつもりが、気づけば、20時前になっていて、外は真っ暗になっていた。

なぜか、水道をひねっても水が出ない、、、まぁ、そのうち出るかと、深く考えず、

そろそろご飯でも食べに行こうと、外に出ると、、、

待ち伏せ

部屋の鍵をしめ、ホテルを出ようとすると、

なんと、さきほどの学生が入口に待っている。

「ずっと待ってたの?」とはさすがに聞かないけれど、驚く。

ニコニコとした笑顔で「これから、どうする?」、「夜景でも見に行く?」と誘われるけど、

「わたしはご飯に行くから…」と別行動を匂わせると、
「エチオピア料理のおいしいところがあるから一緒に!」と誘われて、
まぁ、「ご飯はひとりよりいいかな?」と、連れて行ってもらう。

旅びとがいないエチオピア人中心のお店に連れて行ってもらい、いい感じ。

ビールを頼み、食事をひと皿頼む。

主なメニュー。

ビールをグラスに注いでくれる彼。

ビールは、20ETB(約80円)

料理

なかなか料理が出てこないので、ビールを飲みながら、ゆっくりと会話を。

彼は地元から出て、カレッジを卒業して、来年からロースクールに行くのだと。

なので、「しっかりしてるんだなぁ」と、会話から気づく。

メニュー5。55ETB(約220円)

食事が出てきて、かなりのボリューム。
一皿で、ふたりでも十分な量。

スパイスが効いていて、具はおいしい。
けれど、まだ、インジェラの酸っぱさはなれない。。

とはいえ、エチオピア人の大半のひとが痩せてるのは、この発酵食品のせいでは?と勝手に想像しながら食事をとる。

お会計

食事を終え、

お会計をお願いする前に彼がスマートに済ませてくれた。
学生の彼にご馳走になり、やや申し訳なさが・・・。

そのあと、レストランを出ると。

「丘にいくと星がきれいだよ?」と誘われる。

夜道

街灯もなく、人通りもない。

エチオピアダンス

「このまま帰る」とも言いづらく、先程約束した日本人の学生グループがいたけれど、
街灯もない真っ暗な夜道、数百メートルとはいえ、ひとりで夜道を歩くのは危険なので、

そういう意味で、彼についてきてもらうと助かる。

ひとりで帰れないので往復の散歩のつもりで、2人でてくてく向かう。

すると、ホテルにはレセプションに人がいなくて、彼女たちの部屋がわからない…

「行くね」と学生たちに言った手前、行かないと失礼だけど、ホテルに訪れたことは礼儀として。。

そこのホテルにバーみたいなところがあって、彼に誘われて少しだけ行くことに。

すると民族楽器とダンスと。

有名なお店みたいで、観光客もたくさん。

肩の動きが独特なダンス。

ハニーワイン、というドリンクを初めて試す。

思ったより甘くなく、ほどよく酸味もあって飲みやすい。

2杯目を促され、頼む。

リズムが心地よくて、長居しそうになるけれど、

彼の口説きモードが本格化してきて、若干のボディタッチも気になりはじめ、、、3杯目は断ってお店をあとに。

こちらのお会計は、外国人料金がチャージされていて、彼の想定以上の金額だったようだし、半分出させてもらって、すっきりの明瞭会計。

その後

ホテルを出ると、前に停まっていたトゥクトゥクのドライバーに話しかけてる彼。

「星空がきれいに見えるところに行こう」と促される。

行くわけないじゃん、と思いつつ、
「疲れてるから、ごめんなさい」と帰ることを伝え、ホテルまで送ってもらった。

まっ、すんなり送ってもらえるわけもなく…
彼の部屋での「トラディショナルなコーヒー」のお誘いは何度も断っていたので、次は「部屋でシャワーを浴びさせて欲しい」と。

そんなことを数分、ホテルの前で、やりとりして、彼の手を振り払って、やや強い口調で断って、部屋に帰る。

※ こういう時は、これから続く日本人女性の旅人のために、ストレートに伝わるよう、曖昧な態度はとらないようにしています。

明日の予定

明日の朝教会を案内するというのは、「有効なのかどうか…」

それは、また朝考えよう。

なんだかいろんなことがあって、とりあえず、初日を終える。

まずは、大きなトラブルなく、安全で良かった。。。

のはずが、、、部屋に戻ると。

EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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