取引先の「時短ママ」を応援したい 〜 社外から間接的にでも。

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

先月から新しい部署に移り、社内調整中心の仕事から、
社外の取引先とのやりとりが増えたので、いろんな発見も。

取引先

商品企画の担当を長くしていると、
プロモーションなどの企画もあるけれど、多くは社内との整合。

社外といっても広告代理店とのプロモーションや宣伝の調整と、限られた世界。

新しい部署は管理部門でもあるので、銀行やコンサルなど、
異なる業種の会社と「年末のごあいさつ」や「忘年会」などが意外にある。

個人的には、“付き合い”的な飲み会や、名刺交換などは、最小限にとどめたいところが本音ではあり。。。

出席者

そんな中で、着任早々に、設定されたとある銀行との忘年会。

課長だったり、タイトルがついている人が中心の飲み会。

そんなものだと、まずは受け入れていたけれど、
1ヶ月ほど仕事をしていて、「キーパーソン」と言われる実務でお世話になっている女性が出席者に入っていない。

素朴に疑問がつのり、、、
そんな折、打ち合わせしていた最後に、
「忘年会、参加されないんですね」
と自然な感じで聞いてみる。

すると、上位の男性から
「彼女は時短(勤務)なんで」と、すかさず遮られる。

育児世代と知らなかった私は「そうだったんですね」と流そうとすると。

「エミリアさんも行かれるんですか?」、と尋ねられ、
「まぁ」、と答える。

すると「(実は)出たかったんです」という言葉がぽそりと。

気を遣った男性から会話にも触れられていない感じの様子が伝わってきた。

私の方から「であれば、是非、参加してください」というと、
「家族調整してみます」との彼女。

無理しないで下さいね、と思う一面と、
普段、打ち合わせの内容を聞き漏らさないように真剣に会議に臨む姿勢だったり、
それに伴う分析や資料作成の中核を担ってくれている彼女のお礼をしたい気持ちと。

応援

結果として、その日のうちに旦那様との調整がつき、
忘年会に参加してくださることになる。

男性の取引先のかたに対して、彼女が働きやすい環境について思うところを会話に盛り込む。

すると、彼女も便乗して普段の働きにくい部分を無礼講で発言したりしていた。

いいとか、悪いとかではなく、
今のところ、仕事の社会は男性の価値感で空気が覆われている。

そんな中で、クライアントである企業として、
「彼女が少しでも働きやすくなるといいな」と、
忘年会では、ちょっとしたコメントをいくつか伝える。

そういう意味では、有意義な飲み会になったのかもしれない。

帰り道

日本酒をたくさん飲んで、
忘年会は無事にお開きに。

たまたま方向が一緒だったので、
彼女とふたり、私が途中下車する駅まで話す。

会食の中で、仕事のスタンスや今後の仕事の進め方を話していた。

「エミリアさんと仕事をすると鍛えられそうですね」、と。
仕事が厳しいこと、社内政治なども言い訳しないことなどを色々お酒が入りながらも普段話さないことを話したからの印象だろうか。

時短勤務で時間に制約がある中、アウトプットを真剣に捉えている彼女の成果になるような仕事が一緒にできるといいなと思えた日。

育児との悩みを抱えている方。
我慢していないですか?

上司、先輩、同僚、取引先など、
意外に話してみると解決することもあるかも知れませんよ??

男性も「女性」をひとくくりにとらえないで、
その個々人のスタンス、思いなどを聞いてみはいかがでしょう?

女性が育児と両立しながら働きやすい社会が、
日本で実現することを祈って。

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EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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