欠勤が続く部下、その後 〜 長期欠勤に。

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

8月から欠勤が続く部下のその後の記事。

これまでの記事は、こちらに。

■これまでの記事

その後

その後は、会社の心療内科の診察も含めて、
会社への足が遠のく状態が続く。

発令が出ると社内でオープンになるので、
できれば避けられるといいなと思っていたけれど、

そのまま1ヶ月以上の欠勤が続き、
社内的にも「長期欠勤」の発令がオフィシャルに出される。

そして、何度か状況の確認の連絡を取っても、
返信がない状態。

サポート

とはいえ、様子が気になり、
社内にいるだんな様にコンタクトしてみる。

旦那さん自身も、彼女が会社への連絡が滞っているのを知らなかったようで、
さりげなく『上司が心配してるんじゃない?』と伝えてくれると言ってくれる。

仕事の話ははぐらかされる部分もあり、
慣れない転勤先からの遠隔サポートに、
彼も、少し疲れてきている部分もありそうだった。

数日後

彼との会話の後、
それから数日も、彼女から音沙汰がない。

「やはり会社と距離を取りたいのだろうか?」と思っていると、

数日後、彼女からほんとうに久々に携帯にSMSが入った。

「ほっ。」

安堵。。。

彼女から、
「一度、会社に行った方がいいですか?」
と言ってくれたので、
翌日に会社に来てもらうことにする。

睡眠

翌日。

本当に来れるかどうか半信半疑だったけれど、
会社に顔を出してくれた彼女。

その前日、外部の心療内科医を始めて訪れ、
薬を変えて、睡眠がとれるようになったのだと。

その話を聞き、
管理職になった際のメンタルヘルスの研修で、
「睡眠の大切さ」については強調されたが、
睡眠の重要性について、
改めて気づかされる。

復帰の意向

その日、1ヶ月経過しても、何も状況が変わっていないこと、

このままズルズルと月日が経過することの危惧、

旦那さんの転勤先に行くことのオプションも考え直してみること、

など、話せた。

まずは、彼女の気持ちが前進していることに、
心からよかったと思う。

経過観察

職場への復帰を探るために、
2週間後に、また来社してもらうことに。

毎回、ちゃんと来れるかどうか不安だけれど、
今回も約束の時間ちょうどにきてくれた。

話を聞くと、

睡眠も毎日よく取れるようになり、
食欲や意欲もわき、
いろんなことに「やる気」が出てきたと。

復帰についても前向きに捉えられるようになったようで、
よかったー、本当に。

はじめの30分は課長を含めた3人でのやり取り。

課長が会議に向かい、二人に。

彼女とわたしとふたりきりでゆっくりと、話す。

これからの旦那さんとの時間、向き合い方、
旦那さんと同居した際の過ごし方、
子どものタイミングのこと、

いろんな選択肢もある中で、

まずは、職場に復帰して”走りながら”考えればいいこと、

などなどを話す。

「心」に寄り添うということ

男性の感覚だと「選択肢はこのふたつだよね?」など、
ロジカルに組み立てていく傾向もあるので、

それはそれで客観的な判断には必要だけれど、

ふたりきりになった時、

わたしは「彼女が心の声」が何を求めているのか、
それを聞くように心がけた。

「夫婦なんだから、一緒にいるべき」だとか、
彼女の中で、まだまだいろんな「べき」を抱えている。

兆し

今回が彼女の人生の「何かのきっかけ」になってくれれば・・・と、
見守るしかないけれど、そう思っている。

週末に旦那さんとまた話し合うと言っていた彼女。
身近だからこそ、伝えられない部分があること、
それもよくわかる。

次回に会うときにまた前進していることを祈りつつ。。。

EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

詳しいプロフィールはこちらから。