中間管理職 頓挫したら逆転の発想|逆出向者の受け入れという裏技

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

目標を達成するために「手段を選ばない」
「やられたら、やり返す」という半沢直樹ほどはいかないけれど。

課長になってからの悩みのタネのひとつが要員の補充。
今まで戦略や企画をしていない部門なので、現状のメンバーではなかなか難しく、中途採用か社内でそのようなバックグラウンドがある人を補強するしかない状態。

手段を選ばずに達成

先ほどの通り、3月から予算のハードルをクリアして中途採用の枠を獲得して、
エージェントからの募集も無事に開始し、それから面接も開始した。

並行して、社内の数多くの他部門のマネジメントにも直談判して、
課の戦略、企画立案できる人材を求めつづける。

内定

そんな中、5ヶ月探して、部長の最終面接もクリアしたと思ったら・・・。

それがダメで、さらに進めても、またダメで。

と、これでもかと、チームの補充がままならない。

そして、部下の在宅リモート勤務で、
マネジメントの負荷が高まり、残業が増える一方。

発想の転換

そこで、現実を目の前に、惰性で中途採用の「救世主」を探しつづける・・・こともあるのかも知れないけれど、このままだと予算削減でいつ切られるかも知れない。

ふと、誰かが囁いた「出向とかは?」という言葉が天の言葉に感じた!

そこから、取引先に「出向の可能性を打診」、そこから先方の役員まですぐに上がる。

逆に、役員まであげてるので、「御社内で通せるんですよね?」と、何度も、繰り返し、確認をされることに。

いろいろ上限面、契約面などのやりとりがくり広がり、社内初めての領域の試みだったけれど、なんとか社内の了承をえる。

社内オープン

そんな苦労を重ね、3月から中途採用活動を重ね、20名以上の面接を繰り広げた結果、結実しなかったけれど、発想を転換することにより、「要員の増強」という目的を果たす。

さらに、中途採用で採用した人の不確実なアウトプットよりも、取り引き先の役員が「〇〇社に恥ずかしくない人材を」というリクエストをしていたよりも高いところでの人を派遣してくださることに。

まとめ

というように、何が言いたかったというと。

思考のバイヤスをかけて、手段に固執をしたりしていないですか?ということになります。
「チームの企画力増強」という半年をかけての目的が、意外にもスルッと、そして想定していた以上に結果を得られたことは、常に「目的にフォーカス」していたから。

みなさんも、何か現実が動かない時、自分の中で思考のバイヤスがないかの再確認をしてみるといいかも知れません。

■合わせて読みたい

EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

詳しいプロフィールはこちらから。