中川政七商店「茶論」 新しい茶道 初級コース 第1回 〜 「“知らない”ということを知れる経験」

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

中川政七商店の新しい茶道のスタイル、「茶論」

体験コースから、なかなかスケジュールが合わなかったり、
満席だったり、、、

やっと初級コースの第1回目に、
仕事帰りに参加する。

■関連記事

茶論とは?

中川政七商店が提案する、
現代の私たちになじむ「茶道」

東京にも、日本橋の高島屋S.C.がオープンしたタイミングでスタート。

茶論のプログラム

体験コース、初級コース、上級コースと、
順序立てて、自分の好きなタイミングでレッスンを受けられる。

初級コース

目標

お茶を美味しく淹れる・点てる。

プログラム

■初級コース(6回)
第1回「お茶の歴史」
第2回「日本茶の淹れ方・愉しみ方」
第3回「薄茶に親しむ」
第4回「濃茶に触れる」
第5回「道具のはなし」
第6回「お茶会」

第1回は、
「お茶の歴史」

メモ

机の上にメモ用紙が準備され、
講座の内容を記載。

スライドは、
撮影禁止なので、

座学の内容はほぼ割愛で・・・。

ちょっと一服

歴史などの座学を終え、
休憩の「一服」

茶道のことは知識がなく、
茶論に来て、「お茶」の場合は、
お菓子のみを先にいただき、
そのあとにお点前をいただくことをはじめて知る。

奈良からの竜田餅。
紅葉があしらわれている。

岡山の備中白小豆という、
白小豆を使っているのだそうだ。

白小豆の産地は北海道、丹波、備中が有名だそうで、
中でも、備中産は大粒で高級なのだそう。

「お茶」というのは、
こういうひとつひとつの隠された「おもてなし」をスマートに解読する高級な遊びなんだと片鱗を感じる。

先生が生徒のひとりひとりに

お茶を点ててくださる。

▼お点前の様子

お茶碗ひとつひとつが異なり、
美しい。

お茶の種類

これまで日本茶(緑茶)を一括りに考えていたけれど、
数多くの種類があることを学ぶ。

伊藤園のホームページにわかりやすいものがあったので、シェア。

抹茶の製造工程

抹茶の原料は、碾茶(てんちゃ)と呼ばれ、
摘む約20日前から日光を遮って栽培されているのだと、
初めて知る。

しかも、手積み。

石臼で丁寧に

それを知ると、抹茶がとてもありがたいものに感じる。

お点前

再び、座学を交えて、

次は、我々、参加者のお点前の番。

まずは和三盆を。

「わさんぼん??」

と頭の中がなっているわたし。

「どういう字を書くんですか?」

と尋ねると、生徒のおひとりの60歳前後の女性が、

「和三盆知らないの?」

とお恥ずかしいやりとり。。。汗

■和三盆

期待してググって調べる、わたし。

抹茶の苦味の前に、
和三盆の甘さが口を満たしてくれる。

お茶を点てる

体験コースで一度経験したけれど、
まだ、ぎこちない。

お茶碗を前に、ちょっと緊張。

2g程度のお抹茶を入れ、
沸騰したお湯を50cc程度入れることを学ぶ。

順番に抹茶を入れて、
シャカシャカと立てる。

少し玉が残ってしまったけれど、
泡だてはまずまずの出来!?

季節の花。

まとめ

小さなことだし、「ふんふん」と流しそうだけれど、
細かな点で、自分が知らないことがたくさんあることに気づく。

昨今、自分の求めている情報は、検索でどんどん調べたり、
SNSから流れてくるけれど、茶道という「型」を通しての気づき、自分の教養のなさ、

そんなことをある意味恥ずかしいのだけれど、
世界を広げてくる感じがする茶道。

奥深いお茶の世界、
初級コース6回で、どこまで理解できるかわからないけれど、
これからも楽しく通おうと。。




日本橋に行かれることがあれば、
茶論立ち寄って見てください。

EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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