「幸せの国スウェーデンから」やまだあいこ 〜 意外と知らないスウェーデン、下北沢B&Bで。

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

たまたまSNSで流れてきた告知をみて、当日参加を決めたトークショー。
北欧好きだけど、意外に製品以外のスウェーデン知らないかも?、と。

下北沢にある書店のイベントは独特の空気感に包まれていて、好きでたまに参加する。

今回のイベントは、スウェーデン人の旦那さんとともに移住されたやまだあいこさんと、

スウェーデン人の漫画家のオーサ・イェークストロムさんの講演。

ドリンクのカウンターに、クッキーを置いてもらっていたり、独特のおもてなし。

出版記念

おふたりとも、このイベントの前は存じ上げなかったけれど、
スウェーデンに関することを聞けるのを楽しみに参加。

やまだあいこ さん

移住して、3年。
スウェーデンの予備知識がなく、パートナーの国に、そのまま移住。

白夜、極夜など、
言葉ではピンとこないものだけど、住んでみて、、

びっくりして、吸収して、
びっくりして吸収しての連続の日々だそうだ。

スウェーデンは、綺麗で楽しい国だと。

オーサさん

スウェーデンご出身のオーサさんが、やまださんの著書を読むと、
「そうそう」という漫画がたくさんあって、うれしいのだそうだ。

スウェーデン人は、夏になると元気、
冬は寒くて、その期間も長い。

私も、カナダに住んでいたので、この春と夏の感覚、

「わかるなー」と聞いていた。

オーサさんは、日本で住んで4年目にスランプがあったと。
海外に住むということは、浮き沈みがあるのでは?との問いかけに、

やまださんも、2年目落ち込んで、
そして、本を書いて活力を得たのだと。

日本社会とスウェーデン社会

オーサさんが直面する日本で生活する際の辛さは、
「仕事のペース」で、それがはじめは馴染めなかったと。

スウェーデンの会社員は、今でも平均7時間くらいの勤務時間で、
今、6時間に減らす運動をしているそうだ。
そして、もちろん、定時でしっかり帰る。

スウェーデン人、シャイ。
人見知り。仲良くなりかた、距離感がつかめなったそうだ。

友達になるまで時間がかかるけれど、そのあとは親密になると。

プリクラがスウェーデンにないことをオーサさんがふると、

スウェーデン人は、駅などにある証明写真のでプリクラ代わりに友達で、撮るのだとか。

フィーカ

「フィーカ」、はじめて聞く単語。

「デンマークのヒュッゲ?」とか、考えたけど、
どうやら違うよう。

スウェーデン人は「フィーカ」が好き。

やまだあいこさんが、語学学校でついていけず、
休憩時間も時間に追いかけられていたら、先生に強制的に「フィーカ」をさせられたのだそうだ。

のんびり、

ゆっくり、

フィーカの休憩。

お茶をしながら、お互いを知る重要な時間。

スウェーデンのカフェはたいていセルフサービスで、
ポットがおいてあって、ゆっくり飲むのだとか。

スウェーデンのコーヒーは、濃くて、苦い。

スウェーデンのひとからは、
日本人甘いものが好きというイメージがあるそうだ。

ちなみに、スウェーデンには、「抹茶」のお土産は苦くて喜ばれないと。(豆知識)

スウィッシュ

スウィッシュ、
というアプリがあり、個人間の取引でもキャッシュレスが進んでると。

オーサさんが、ひさびさに帰国すると、一気に普及していたとか。

一方、郵便物は困ることがあるとか。

荷物が届かなかったり。

お金は抜き取られたり。
オーサさんの誕生日プレゼントをお姉さんが送ってくれたのに、
10月なのに、届いたのは、1週間前。

バスの時間は、意外に正確だったりするけれど、
掲示されている情報に惑わされたりするときも。

穴あき平気?

スウェーデンの方は、靴下などが穴があいてても、
ストッキングが伝線していても平気なのだとか。

やまださんが、「レギンス伝染してるよ」と、
言ってあげると、

ふつうに「知ってるよ。」と返されるのだと。

ゆるさと、クラブでは頑張るという、
ギャップがスウェーデンなのだそうだ。

ビーガン

化粧は、ふだんしないスウェーデンの美女たち。

化粧品なども、ビーガンもあり。

ビーガンのお寿司などもあって、徹底していると。

ふと、エチオピアのビーガンビュッフェを思い出す。

日本は数年やっぱり遅れているのだろうか?

イカとタコは同じ?

スウェーデンでは、「タコ」と「イカ」が同じ単語なのだそうだ。

タコを頼んでもイカが出てきたり、
その逆もあったり。

オーサさんの知り合いは、どうしても食べたくて、
港で雑魚として捨てられるものを漁師からもらったそうだ。

言葉としては、10本足か、8本足かの違い。

有名な「世界一臭い」缶詰

世界一くさい缶詰、、、よくテレビなどでみる。

たしかにくさいそうで、
スウェーデン人も・・・なのだとか。

オーサさんいわく、日本のバラエティの食べ方間違ってる、と。

缶詰が発酵しているから、開けると飛び散るらしい。

食べ方は、固いパンに、じゃがいもなどと一緒に食べるのであって、
そのまま食べないそうだ。

バースデーソング

スウェーデンの誕生日の祝い方、

それは、「寝起きドッキリ。」

そして、サプライズで、写真も撮られるのだと。

バースデーソングも、グローバルな歌と違う。

ヴァルボリ

「ヴァルボリ」というようなイベントがあるそうで、4/30に。

春、キャンプファイヤー
春の歌
朝までする

スウェーデンは雨が多くて、
ヴァルボリも雨が多いのだとか。

夏以外は、雨か曇りか雪か。

日本の冬は晴れて、元気になる。
オーサさんのお母さんの来日時の印象も冬の「晴れ間」が一番印象的だったと。

真冬の場合、9時に日が登り、午後2時半、3時に沈む。
太陽が見られない。

春になるとワイルド、冬は違う。
スウェーデン人にとって、太陽は神様。

夏は暗くならなくて、眠くならない。

割り勘はなし?

スウェーデン人は、割り勘しない。
やまださんは、最初、ケチだと思ったと。

年上なのに、奢ったり、、、そういうこともない。

社会として、別会計が前提。

逆に、オーサさんは、今でも、奢られるのは下手なのだそうだ。

Shopping

洋服などを買う際、
ショッピング、サービスが悪いのが普通のスウェーデン。

試着するにも、5枚試着するとすると、警備員に5枚の札を渡されるのだそうだ。

ただ、洋服を見るにも店員が寄ってくる日本より、
ゆっくり見たいときには、スウェーデンの方がいいみたいです。

やまださんは、久しぶりに帰国すると、
日本の接客はなんて優しいのだろう、と感じるのだそう。

通販

Amazonは、スウェーデンにはなくどうしているのか?という会場からの問いに、
隣国のデンマークやUKのAmazon使うのだと。

普通の生活では、売っているお店のHPで直接オーダー。

ただ、いつ届くかは謎なのだとか、
そして、自宅は届けてくれないことが多いそう。

わたしからの質問

北欧が昔から大好きで、
いつかは北欧と日本のドュアルライフをしたいわたしは、
スウェーデンから見た、たの北欧の国について聞いて見た。

フィンランド、
同じ国であったこともあり兄弟の感覚。
ただ、ロシアっぽいところだったり、我慢強かったり、
サウナだったりのイメージがあるそうだ。

デンマークは、比較的に、ルーズで、昼からビールを飲んだり、
タバコの吸い方だったり。

ノルウェーは、お金持ちの印象だそうだ。

聞かないとわからないものだな、と。

日本と韓国などの印象の差も、欧米の国々からするとそんなものかもしれない。

大好きな北欧。
歩み寄らないと分からなかったことをたくさん聞けた収穫。

下北沢B&Bは、そのようなマッチングをしてくれる素敵な空間だなーと、改めて感じた日曜の夜。

EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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