上野千鶴子氏×浜田敬子氏 対談記事「組織のパワーゲームが好きな男、仕事の達成感が好きな女」

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

東大入学式での上野千鶴子さんの祝辞。
キャリアを積む女性たちは、さまざまな思いで祝辞の内容を受け止められたのではないでしょうか?

ここ数週間、会社でモヤモヤと価値観の違いを感じる日々。
梅雨のせいなのか、ストレスのせいなのか・・・

対談記事

そんな中で、上野千鶴子さんと浜田敬子さんという強力なおふたりの「組織のパワーゲームが好きな男、仕事の達成感が好きな女」という対談記事を目にする。

女性と男性との価値観との違い、そして同じ女性でもそれぞれの世代、個々でさまざま。

うまくいかなくて当然

男女雇用機会均等法がうまくいかなかったのは、当然なんです。
ジェンダー研究者の大沢真理さんが当時論文に書かれていたことですが、「この法律はテイラーメイド(紳士服仕立て)」だと。
つまり「男仕立ての身に合わない服を着させられているようなものだから、それでも働けるような女だけが生き延びて、そうじゃない女は脱落していけという法律。うまくいくわけはない」とおっしゃっていました。

上野千鶴子さんの「男仕立て」の意見、まだまだ女性のマネジメント比率が低い社内に身をおいていて、とても共感する。

男性のパワーゲーム

男性との価値観との差に直面する日頃から感じていることを、このようにスパッと言っていただけると、すっきりする。

彼らは仕事の達成感が好きなだけじゃなくて、パワーゲームが好きでしょうがないんだと思いますよ。アメリカのジェンダー研究者が言っていましたが、「男たちの多くは仕事から帰ってきても長い時間をスポーツ観戦、つまり勝負ごとの世界に費やしている」と。リアルでもバーチャルでも勝ち負けが大好きで、体に染みついているんでしょう。

男社会

最近、自身のキャリアで男性陣と話していると、この女性との差が理解されていないことが大きいと感じている日々。

記事のタイトルの「達成感が好きな女」とあるように。

紙一重

また、印象深かったのは「紙一重」の差という上野千鶴子さんの言葉。

それは、お母様だったり、研究者の他の女性だったり。

たしかに、「人生そんなものかも知れない?」と感じる。
私の今の決断も、定期人事で新たなチャレンジのステージがあったら変わっていたと思うし、色んな縁とタイミングと「紙一重」の差で、方向、道筋が変わっているのだろうと。

働く女子のみなさんには是非読んでいただきたい記事。
男性にも、女性の視点との違いを感じてもらうために、読んでいただけるとうれしい記事。
もし、女性部下との関係に悩んでいたりすると紐解くヒントがあるかもしれません。

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真面目な女性ほど現状をがんじがらめにとらえてしまうものかもしれないけれど、今の私のように先輩たちの意見、経験を聞くと心が軽くなる部分があるかと思うので、躓きそうなときは・・・。

EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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