部下の資格試験までのカウントダウン 〜 それぞれのペースと完成度と。

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

業務が立て込んで来ている中でも、迫る部下の資格試験の日。
部下ふたりのそれぞれのペースとやり方と。

最終資料整合

今週は、試験のプレゼン資料の締め切り。

トラブル対応真っ最中の部下がひとりの対象で、彼も私も情報収集、調整、対策案の会議と朝から夜までみっちり別のことで一緒にいる。

夜遅くにビデオカンファレンスを終え、
「どうする?やる??」と、部下のAさんに聞いてみる。

「はい!お願いします!!」と、それから1時間ほど、最後の提案のまとめと、ストーリーと無駄な情報をそぎ落とし、“てにをは”も完成レベルに伝えて。

仕事との兼ね合いで余裕がないだろう中で、
帰宅途中の彼から「エミリアさん、今日も強力なサポートありがとうございました!」と言葉をかけてくれる彼。

完成度は高まっているので、たぶん合格するだろうけれど、最後まで粘ろうとしている彼が頼もしく見えた。

それぞれのスタイル

一方のBさん、異なるチームなので、本当は最後の数日は、毎日アドバイスを入れようと予定を組んでいたけれど、稼働時間の優先順位で資料確認をスキップしてしまい、資料提出の当日の朝を迎える。

資料提出の日、早朝から会議にこもって、9時に席に戻ると、Bさんが席にいた。

「昨日はごめんね。資料最後にちょっと見ようか?」というと、
「もう提出しました」との返答。

「えっ?」と少し驚いたけれど、それぞれのやり方があるので、それは尊重して。

資料自体は、人事にすでに提出してしまったので、プレゼンの練習をその日に。

本人が頑張って、資料を最後にブラッシュアップしたことはわかり、だいぶ良くなっていた。
けれど、異動してきて半年ほどなのでプレゼン作成に慣れておらず、表現の仕方などは荒削りで、惜しい部分があり・・・。

「このページは、試験官がここに目がいかないように、このグラフにポインターを指してプレゼンした方がいいよ」など、かなり具体的なプレゼンまで踏み込んでアドバイスをする。

アドバイスを終えて、彼から「この部署に異動して、プレゼンが本当に多くて、それも役員報告が日常にあって、今までの部署とは違うんだなと感じます」と、ぽそり。

彼の言葉、彼がそれに自覚するということ、今は、資格試験という仕事とは離れた部分だけれど、気づくことがレベルアップに向けた努力の一歩を踏み出せるのだから、いいことだと思う。

Aさんも締め切り10分前に「エミリアさん、提出します!」といって、最後の最後まで前夜に指摘した部分の改善を反映していた姿、仕事と並行して本当にたくましかった。

試験

ふたりの資格チャレンジ。
それぞれのスタイルとペースと、本番に向けて、プレゼンと質疑応答の指導は続くけれど、このプロセスを通して成長している部分が垣間見れて、マネジメントとしてもうれしい。

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EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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