こんにちは。EmiLia( エミリア)です。
この記事を読む方が「もうそんな時代じゃないよ」、「何をいまさら?」と思ってくださっていることが大半の方だと祈り、一部の方には「あるある」くらいで届くといいなと記事にすることに。
忘年会
色んな取引先からすると、わたしが勤める会社は一部上場企業で取引の規模も大きくなることが想定されるので、社内で「A社と忘年会をして絆を作っています!」ということが評価されるのかも知れない。
と思うほどに、年末になると忘年会や「ご挨拶」と称するアポがいろいろ入ってくる。
そんな師走のとある忘年会。
私個人は、これまで仕事に接点があったコンサルではないし、
その取引先との忘年会(飲み会)自体、辞退したい気持ちだった。
(実際、2、3回は少なくとも、社内の幹事に固辞を申し出ていた。)
先方の人数も多く、昨年も同規模の開催だったということで、
「遠慮しないでください」とのひと言。
そう言うわけではなく、7人づつ、計14人というぞろぞろした飲み会で気持ちも乗らないけれど、
異動したばかりで、空気を乱すのも・・・、と結局のところ参加することにする。
違和感がすごかったのは、忘年会のその場で全員と名刺交換、、、。
お察しいただけると思うけれど、
取引がある付き合いの飲みだとしても「(お昼に)何らかの情報交換や挨拶、打ち合わせはするだろう?」と、根底に常識的な(⁉︎)感覚があったのだろう、と。
そんな仕事でもやり取りがないので、会場について「せめて末席で・・・」と伝えても、
それも認められず、目の前は先方の執行役員。
「いやー、御社のお陰で、今年も計画は・・・」と、気を遣ってのお言葉や会話が繰り広げられる。
飲み会は仕事?
そんな社交辞令の会話の数々をひととおり終え、
お酒も入り、コミュニケーションも円滑になってきたころ(と思う)、
ついに、思っていたことを口にしてしまう。
「私、こういうやり方好きじゃないんです」
と、ストレートに。。。
「お酒で仕事をとるようなやり方は・・・。」と。
もちろん、仕事を一緒にしているプロジェクトやチームなどは、
仕事から離れてコミュニケーションを取るというのは、意味は理解し、否定しませんので、念のため。
冒頭のとおり、新しく異動した部門の業界的には、
そういう慣習なんだろうなと他社のやりとりと年末の挨拶ラッシュをみても思うので、そういう社会なんだろうと思う。
しかし、挨拶したり、飲んだりするだけで、仕事が取れる時代だと、
本気で思っているのだろうか?、と疑問に思ってしまう。
話は脱線したけれど、飲み会のシーンに戻り、、、
「こういうのでなくて、仕事でちゃんと提案してくださいよ。
こちらとしては、本気で戦略を練って、社内(提案)を突破するつもりなんですから」
と、あまりにもストレートに思っていたことを言ってしまう。
そんな会話もしつつ、無事に宴は終了。
やはり、「欠席すればよかった」と、ご馳走になっている場でもあり、帰りの電車で少し反省して帰る。
翌日
そんな翌日のこと。
前日の夜、目の前に座っていた役員の方から、メールが入った。
お礼の文面のあとに・・・。
来年〇月頃には□□□に関する方針または戦略をレポートされ、
以降強力に推進されるというお考えはしっかりと記憶に埋め込まれております。
「記憶に埋め込まれる」
なんと稀有な表現なのだろう!?
クライアントに対していう言い回しとして・・・。
きっと、お酒も入って、(少し?)熱弁気味に語っていたのだと記憶を巡らせる。
アポイント
そんな前触れとともに、アポの日程調整依頼が入った。
ありがたいことに、仕事の提案をしてくださるそうだ。
先方からしても、大企業であれば、大きなことをビックマウス的に言いつつ、結果として社内を通せないケースも多くいるんだろうけれど、「この人真剣に(難航が予想される)社内調整する気なんだな」と、押さえておくとなにかといいかもしれないと思ったのかも知れない。
というようなことを考えたりして、日程候補をお返しする。
そして、無事にスピード感をもっての日程がFIX。
というような仕事のできことだった。
本音と建て前
「これ、おかしくない?」ということが日々目の前で起こる日本社会。
それを批判するだけでは目の前の現実は変わらないけれど、
疑問に思うことは、せめて「伝えること」が小さなアクション。
ささいに思えても、今回のように何かにつながる可能性もあろうかと、改めて、感じた出来事になる。
もちろん、言い方、伝え方は気を付けたい部分ではありますが・・。
みなさん、お仕事で、小さなことでも疑問に思うことないですか?
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EmiLia