成田と羽田、空港を間違える初歩的ミス② 〜 世の中そんなに甘くない?ビザがいる??

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

これまで色んなことを経験してきたけれど、さすがに初めての経験を記事にした前回。
成田空港から羽田空港までの綱渡りの移動の続きを。

大急ぎで国際線ターミナルへ。

羽田空港行きのバスが国際線ターミナルまでは行かないことを知り、迷ったけれど、最初に停まる第二ターミナルでバスを降りて、循環バスに乗ることに。

時間通り、成田から出発1時間で羽田空港までは到着。

教えてもらったとおり、リムジンバスの降車から、
一階降りたところにシャトルバス乗り場はあった。

けれど、国際線ターミナルに行くのは全てのバスでなく、国際線に行くバスを待つ。

そのバスは横断歩道の手前でお行儀よく信号をしていて、目の前にバスはあるのに、乗れないお預けの状態。

信号が変わり、バスが到着。

ルートの順序は、
第二ターミナル → 第一ターミナル → 国際線ターミナルの順。

羽田についても、なかなか遠い国際線ターミナル。

年末ということもあり、大荷物の帰省客。

乗り降りに時間がかかり、普段は穏やかな気持ちで見守れる足腰の悪いお年寄りの方の段差の移動もお時間も要する。

そんな最中、淡い期待を持って「出発遅れてないかな?」と確認した羽田空港のHPも、そんなに都合よくはなっておらず、時刻どおりの運行。

ただ、50分前には締め切られると言われていた発券手続き。
なんとか「搭乗手続き中」という命綱だけが拠り所だったけれど、、、

「最終搭乗案内」に切り替わった。

THE END

遂に、幕は下ろされた。

けれど、ここまできたのだから、
10分ほどシャトルバスに要して、
国際線ターミナルに到着。

エスカレーターを探して、
エスカレーターをかけ走る!

中国南方航空のカウンターを発見!

「CLOSED」のプレートが掲げられ、
残務処理をしている雰囲気を醸し出しているカウンター。

恐る恐る、「広州行きの搭乗手続きはもう終了したのでしょうか?」と尋ねる。

「お名前は?」と聞かれた。

「〇〇〇〇です」と、伝えると、

表情が「あっ」と変わった。
成田から連絡が入っていたようだ。

次の瞬間、

「急いでください、パスポートを!」と、受け付けてくれるようだ。

何と、神様はいた!!

中国系エアラインでなかったら、
このフレキシブルさはなかったかも知れない。

その瞬間、神様だけでなく色んなものに感謝した。

しかし、世の中そんなに甘くなかった。。

VISA

「ビザは?」と聞かれる。

「いえ、持っていません」

「はっ?」と言葉にはしないが、
『ご冗談を?』と言わんばかりの顔つきが目の前の担当者からうかがえる。

「ニュージーランドのビザはいらないはずじゃ?」、
としか思えないのだけれど。。

続いて、担当者は、今度は一呼吸おき、とても丁寧な口調で、

「ビザをお持ちでないお客様は発券できません」と、
毅然とした口調。

これまで急いで手続きをしてくれようとしていた雰囲気から一転した。

音が聞こえたように思えた。
シャッターガラガラ、しかもさらに厳重に鍵もかけられるような、
それは頑なな姿勢だった。

目の前の天国から地獄、
そして初耳のビザといい、

何が起こっているのか分からなかった。。。

期待をしていなかったのに、突如目の前が開け、
で、この結末?、

「人生って…」と呟きたくなった。

出発25分前を切っている。

頭の中では、アメリカのTVドラマ 24(トゥエンティー・フォー)のエンディングが鳴り響く…。

そして、最後の結論は次の記事で。

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EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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