エチオピア旅行記 〜 人生で初めてスリにあって、落ち込んだ日

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

エチオピア旅行記、世界遺産の教会群の最後を回る記事。
生まれて初めてのショックな出来事を。

こちらの記事の続き。

岩窟教会

第二グループ(南側)を回ろうとするけれど、
人に聞いても「あっち」と大まかな方角を教えてもらうだけで、

「どこなんだろう?」と思い、
丘を下っていると上から集団が降りてくる。

その集団は、この場所に落ち着き、

「どうしたんだろう?」と眺めていると、
いきなり泣き始め、泣き崩れる集団。

様々な遺影を持ち、死者を弔っているのだろうか?

しばらく見つめていて、その上の方を見上げると、同じ方向に向かう人たちがいるので、
そちらの方向に行く。

看板

その群れについていくと、やっと、入り口にはたどり着いたようだ。

岸壁をくり抜いた教会。
あちら側に向かう。

しかし、向かい側の教会への導線は狭い、
その列をくぐり抜け教会内へ。

いくつもの教会で同じようにしていると、入り口で体を圧縮して入り込む要領もつかめてきた。

中では、他の教会同様にお祈りしている信者たち。

協会側から、見る景色。
このように入るまでの長い行列。

次へ

教会を出て、次の教会へ向かう道。
ぎゅうぎゅう、かつ、これまでにない長い道のり。

前に進むのだろうか?

というほどのエチオピア人と密接した空間の列。

次の教会へ。

道中、真っ暗。まるで、胎動をくぐるような感覚。足下も凸凹で、前の人が進んでるのかどうかさえわからず、前後で密着した通路。

どこまで続くのだろうかと思いつつ、ちゃんと到着。

ひとつひとつがサバイバルな…。

教会に向かう通路。

アフリカ系アメリカ人のみのツアー客もいた。

光が神秘的に差し込む。

鮮やかではないけれど、祈りがこもった宗教画。

この絵に対して、どのような宗教心を持って祈るのだろうか?

十字架を見るエチオピア人。

ここは聖地なんだと思う感覚。

聖エマニュエル教会

第二グループのハイライトの聖エマニュエル教会。

確かに、美しい。

見上げる教会。

中は意外にも、混み合っておらず、
その空間にひたる。

これが最後の教会か、、とその空間を味わう。

外に出て、

教会の外観を撮影。

無事に、全ての教会を回って、
「ほっ」とする。

改めて眺める入場料50USDのチケット。

エチオピア人と外国からの観光客との差を感じる。

タンザニアでの携帯が紛失未遂があったので、
今回もiPhoneは、写真撮影の合間、ジーンズの右ポケットに入れる時も
常に気をつけていて、取られることも、何事もなく。。。

「あれっ?」

反対側の左のポケットに何も入っていない。

朝のホテルを出た時は、

紙幣を入れたよな?

財布にも、どこにもそれらしき金額の紙幣がない!?

ない?

あれ、、、

「これって、スリにあったということ?」

普段、ポケットには水を買ったり近場の移動をできるだけくらいの小額しか入れないけれど、
昨日の夜サイドテーブルに置いたもの紙幣を、早朝起きて、無防備に入れた金額がおよそ500ETB。。。

20USDほど。。。

あれだけの体が密着した空間の連続だったので、
スリにあっていても気づかなかったのかもしれない。

けれど、ふだんこんな不注意はしないのに…。

帰り道

下向きがちに、とぼとぼ帰る。

どうして、あれだけの金額を入れてしまったのか?

でもでも、

携帯を盗まれるよりも、よかったに違いない。
それに比べたら、全然良かった。。。

普段、ポジティブな思考だけれど、
何分、70カ国以上旅して、スリにあったことは一度もなく、落ち込んでしまう。

被害がミニマムで、
これで「よかったんだ、よかったんだ」と言い聞かせながら、街に戻る坂道を登って行く。

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エチオピアのトラブルは、これは序章に過ぎず。。。

また、別の記事に。

EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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