こんにちは。EmiLia( エミリア)です。
先月訪れた比叡山 延暦寺の体験のつづき。
今回は、座禅の体験を・・・。
延暦寺会館についてに記事はこちらから。
◼️延暦寺会館 修行体験 HP
坐禅体験
住職から案内され、会場へ。
延暦寺会館にある座禅の会場。
畳の部屋に、坐禅用の高い座布団がしきつめられている。
坐禅とは
坐禅についての説明。
「坐」の字の説明。
土の上に、人と人。
坐禅は、「自分ひとり、しっかり向き合う」とう意味。
自分をひとえに探すという意味を示す。
止観
つづいて、止観について。
止観という大切なポイント。
日々、情報にあふれている毎日。
聞いたり、見たり、味わったり、何かを考えて落ち着かない日常。
心の動きを止める、ということ。
調
「身、息、心」を整える。
座り方について。
仏教はインドからの伝来で、インド人は足が長く、あぐらが楽にかける。
日本人は苦しいけれど、両足とお尻の三点でバランスがとれる慣れるとベストな体制。
濁りがあるドロドロの泥水であれば、詰まる。
濁りを透き通った水に清めていく、
透き通った心で、物事を観察していく。
そのためのプロセスとして、心を穏やかに、ゆったりとした呼吸と姿勢を整える。
定印という手の型。
その人の手を見ると、
集中しているか、どうかがわかるそうだ。
理想は卵型。
頭のてっぺんを天井につられている感覚で姿勢をととのえる。
三次調和
三次調和、3つのポイント。
身:定印
息:呼吸
心:数息観
禅杖
禅杖についての説明も。
厳しい禅の修行のイメージがある「禅杖」
意味を誤解されているが、
禅杖は禅の手助けのためのもので、
凝り固まった背中の緊張、痛みが取りほぐすために使われているとのこと。
そして、坐禅の本番。
半眼と、目線を前の畳に向け、
床が見えるか見えないか程度に開く。
目を瞑る方が、集中できないからだそうだ。
息については、呼吸の順番は、まず吐くことから。
身体の中の息を吐くと自然に吸える。
私たちは、吸わないと呼吸できないと意識で捉えているが、
無意識に息はできる。
腹式呼吸ができると、心が落ち着く。
そして、息を「ひとつ、ふたつ」と数える。
そして、実際の坐禅体験が始まる。
たしかに、半眼で、数を数えていると自然と集中する。
禅杖で、背中を丸めて、ほぐしてもらう。
という短い時間でしたが、人生で2度目の坐禅体験。
前回は、真夏に鎌倉での体験で汗がたらーっと垂れてきたり、集中しにくい空間だったけれど、今回は説明を受けて体験をできたので、その意味をとらえて、入りやすくなっていたと思われます。
みなさんも比叡山に行くことがあれば、延暦寺会館で気軽にお願いできるので、関心がある方は申し込んでみてください。
(事前予約制)
ご参考に・・・。
■合わせて読みたい
EmiLia