こんにちは。EmiLia( エミリア)です。
4月に課長になってから、さらにWithコロナのリモート状況下だからこそ気づきも多い毎日。
そんなトイレットペーパーの部下とのやりとりを記事に。
メールで届く承認依頼
これまでも大抵の管理職なので課長の代理としての承認権限はありましたが、課長になってからはこれまで登録されていなかったシステムなどの権限もすべてつく。
そんな中で、備品をオンラインで発注するシステムから承認依頼のメールを受け取る。
トイレットペーパー?
商品名はトイレットペーパー。
商品名:トイレットペーパー 6ロール入 × 8パック(48ロール入) ¥2,547
発注している理由は、地方で自社管理しているオフィス用だった。
その日は、不思議だったけれど、在宅勤務で発注した本人に確認できず、小額なので主任さんが承認するので、他のやらないといけないことに埋もれ、受け流す。
すると、数日後にまたトイレットペーパーの発注メールが来る。
問い合わせ
さすがに、1週間に2回もあると、それなりに工数になっているのではと、本人に確認する。
私:「この間もトイレットペーパーの発注がありましたが、請求書払いやなどの効率化できませんか?」
と、正社員の高い人件費でやる仕事ではないと思われ、聞いてみる。
A:「購買(システム)を通し、価格の適性ができることと、監査でも請求書払いは問題視されます」
とのメール返信。
私:「購買を通すことや監査対応は理解できましたが、何か効率化する方法はないですか?」
と、何か指示をする訳ではなく、本人に問いかける。
本人からの返信は、「このシステムを通すことで多少なりとも効率化できています」とのことだった。
補足的に「考えておきます」とは加えられていたけれど、きっと提案を受けることはないのだろうという空気が同時に届く。
観点
きっと、観点が伝わっていないことと、理解されていないのだろうと気づく。
時給4,5000円の単価(会社観点)の社員が、トレイットペーパーが切れ、「いつまでに、いくつ必要ですか?」といったメールや電話のやりとり、そして、システムの発注や検収など、すべてがスムーズにテキパキいったとして15分で完結したとしましょう。
その場合、会社としては少なく見積もっても1000円の人件費が乗ってる訳です。
すると、トイレットペーパーが1.5倍の価格になり、「購買部門を通した適正価格」も何もないじゃない・・・。
というのがマネジメントの発想。
100歩譲って、監査などのガバナンス上の制約があり、本社の人間が対応しないといけないとすると、千数百円の派遣社員さんなどにお願いすればいい訳なので・・・。
存在価値
コロナ禍で、在宅勤務で、ひとりひとりの市場での存在価値がよりクリアになってきた今。
会社に突然リストラに合うなんてこともありうる訳で、会社自体の存続が厳しいところも多く、正社員だからといって安泰ではない、自分の価値を客観視してみませんか?
とはいえ、きっとそのような方はこの記事を読む前に、考えていると思い、届けたい方には届かないかも知れないですが。。。
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EmiLia