【高野山】壇上伽藍|高野山二大聖地 金堂・根本大堂|真言密教の聖地

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

熊野古道から高野山へ車で移動。意外に近く、車で山道を2時間弱で、奈良県 十津川の玉置神社から高野山に到着。

翌日が雨予報だったので、宿坊に荷物を預けて、早速高野山のお参りへ。

壇上伽藍

奥之院の方から歩いて壇上伽藍に行くと、こちらの細い道(蛇腹路)を通り、壇上伽藍の中に入ります。

蛇腹路は、春は新緑、秋葉紅葉の名所でもあるそうです。

壇上伽藍は、816年に空海が高野山を開いた際に、まず最初に諸堂が建立された真言密教の道場の中核となる場所。

参拝は自由で、朝18:30−16:45頃が最終受付になっています。

広い台地に根本大塔や金堂など、19の堂塔が配置されています。

東塔

入ってすぐ右手に見えるのが東塔

三昧堂

続いて見えてくるのは三昧堂

大会堂

その奥に大会堂

不動堂

その先には国宝の不動堂

1197年に創建された鎌倉時代の和様建築。平安時代の貴族の邸宅を想起させる優美な造り。

愛染堂

本尊が愛染明王の愛染堂

大塔の鐘

重量6トンの巨大な鐘。

高野山内に時を告げる。朝4時から夜23時まで1日5回。

根本大塔

高野山のシンボルの真言密教の根本道場として建立された日本で最初の多宝塔

内陣には胎蔵界の大日如来と金剛界の四仏が安置され。両界曼荼羅の世界が立体的に表現。500円で拝観も可能です。

御朱印

御供所で御朱印をお授けいただけます。
壇上伽藍では、根本大塔「大日如来」と金堂「薬師如来」の2種類
こちらで、高野山共通内拝券(2500円)も購入できます。

御朱印、達筆で美しいです。

金堂

高野山が開山された当時に建立され、高野山の総本堂として、重要な行事の大半がこの金堂で行われるそうです。
根本大塔とこの金堂のみが拝観可能です。(拝観料 500円)

六角経蔵

鳥羽上皇の皇后、美福門院得子が菩提の弔いのために1159年に建立。

基壇の杷手を押して一周すると功徳があると言われ、NHKのブラタモリでも取り上げられていました。

中門

壇上伽藍の南にそびえ立つ中門
高野山開創1200年を記念され、2015年に修復、新増された四天王像が安置される迫力のある朱色の美しい門。

対面桜

平清盛が大塔を再建した際に尽力を讃えられたと言われる場所

三鈷の松

空海が密教を広めるために聖地を占い、唐の国の宝具 三鈷杵を投げたところ、この松の枝にかかったという伝説があるそう。

御影堂

本尊が弘法大師。

お大師様の御影をお祀りする御影堂

准胝堂と奥に孔雀堂

西塔

真言密教の世界観を表現、根本大塔と一対をなす塔として886年に光孝天皇の勅命で創建された塔。

歴史ある切り株
西塔の奥の奥にある切り株。
再建される際に木が切られるようで、切り株にはお賽銭があり、こちらまでお参りされる方がいらっしゃるようです。

御社

御社(みやしろ)は、高野山開創の際、空海が丹生都比売神社から丹生明神と高野明神を勧請して地主神として祀られた。

山王院

御社の前の拝殿が山王院

まとめ

金剛峯寺と、高野山 二大聖地のひとつだけあり、見どころが満載の壇上伽藍。

拝観できるのは、本文にも記載したとおり、根本大塔と金堂のみですが、ぐるっとお参りと観光すると軽く1時間ほどは時間を要すると思います。

みなさんの高野山観光のご参考に・・・。

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EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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