【高野山】真言密教の守護神「丹生都比売神社」|紀伊国一之宮|世界遺産

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

高野山をお詣りして九度山方面へ行く道中に立ち寄った世界遺産の「丹生都比売(にうつひめ)神社」

丹生都比売(にうつひめ)神社

弘法大師を高野山に導いたという由緒がある神社
丹生都比売大神の御子、高野御子大神は、密教の根本道場の地を求めていた弘法大師の前に、黒と白の犬を連れた狩人に化身して現れ、高野山へと導きました。弘法大師は、丹生都比売大神よりご神領である高野山を借受け、山上大伽藍に大神の御社を建て守護神として祀り、真言密教の総本山高野山を開きました。これ以降、古くからの日本人の心にある祖先を大切にし、自然の恵みに感謝する神道の精神が仏教に取り入れられ、神と仏が共存する日本人の宗教観が形成されてゆきました。中世、当社の周囲には、数多くの堂塔が建てられ明治の神仏分離まで当社は五十六人の神主と僧侶で守られてきました。
https://niutsuhime.or.jp/about/goyuisho/
1700年以上前の創建と伝えられている全国の丹生都比売大神を祀る総本社。
淀君が寄進されたという輪橋
中鳥居からのぞく楼門、国の重要文化財

楼門

室町時代に建立された入母屋造・檜皮葺きの堂々とした楼門。(本殿とともに重要文化財)
楼門の奥に見える本殿

第一殿から第四殿が左右に並んで社殿を構えている。平成26年の「平成のご造営」の修復工事で本殿の塗装を江戸初期の配色に復元されたそうです。

本殿の左側にある佐波(さわ)神社

明治時代に地域の諸社を合祀した社だそうです。

社務所

お札やお守りと御朱印帳などの種類も取り揃えていますが、御朱印帳の種類も揃っています。

熊野古道などにもありますが、杉の薄板でできている紀伊山地三霊場御朱印帳などが珍しいですね。

こちらが丹生都比売神社の御朱印(初穂料 500円)
輪橋の両側にある鏡池、晴れていると水面に輪橋の姿を映すようです
境内には秋篠宮殿下の植樹がありました。

まとめ

高野山というと真言宗、仏教のイメージしかなかったですが、弘法大師とゆかりのある国宝の神社があるのは初めて知りました。

もし、レンタカーなどで移動の術があり、時間が許せば、こちらも足を伸ばされることもあると思いますので、高野山観光のご参考になれば・・・。

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EmiLia

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EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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