「退職願」、部下から。~ それぞれの「人生の決断」

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

8月末からメンタル的な部分で万全でなく、休職が続いていた部下。

12月稼働初日の今日、ひとつの人事発令がオープンになった。

先週受理した「退職願」をもとに。

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退職・・・

水面下で動いていた彼女の今後について。

この記事のあと、その次に彼女と面談した際に、

彼女が出した結論は、

「旦那さんと一緒に住むために、退職して、転勤先に帯同したい」、と。

旦那さんが転勤で再び本社に戻る際のために、会社の制度である再入社のチャレンジは登録して、
それまでの間は、勉強したり、(できれば)子育ての期間に取りたいそうだった。

かけた言葉

私がかけた言葉。

旦那さんとも、ご家族とも話し尽くして出した結論なのは伝わったので、

「まずは、自分自身でしっかり決断できてよかったね」と、伝えた。

彼女の決定までのプロセスを、ただ、率直に尊重したい。

人生は決断の連続だから。

慰留すべき?

いわゆる上司としては、
「もう少し考えたら?」など、言うべきだったのかもしれない。

でも、わたしは、形式的な慰留はしたくなかった。

心機一転

道が開けるとき

ずっと、彼女の頭の中がモヤモヤしていて、様々なことの優先順位がつけれず、
キャリア、子供、住む土地、ぐるぐるしている状況が続いていた。

また、睡眠障害もあり、話していても、思考能力が通常のように機能していなかった。

そんななかで、

「家族を優先」

と明確に彼女が人生の選択をしたことは、
心からよかったと思う。

将来、もし、もしも、
この決断で、それが回り道になったとしても、
「生活の不安、キャリアの不安」の保険をかけた道でないことは、
すごいと思うし、「よく決断したね」と言いたい。

エール

12月末での退職が正式に発令となった。

引っ越しや新たな一歩として、区切りもいいと思うし、
着実な、大きな一歩を応援したい。

管理職の仕事

ふと、一年前までの自分を思う。

管理職になるまで、水面下でのマネジメントのサポートが緻密に考えられて、
人事やいろんな関係者とも連携が行われていることに、気づいていなかった。

そういう意味で、彼女のおかげで、今回色々学ばせてもらった。

女性で管理職になることに躊躇される方は多いと思う。

でも、ならないと見えない世界、景色があり、
やはり、チャンスがあるのなら一度はやってみてもいいかな?と経験してみて感じる。

今日、来年の管理職試験の候補者の本部内の予選が行われている。

昨年の年末年始は、アセスメントの予選と研修などの事前宿題などで、対応に追われていたなーと、思い返す。

昨年の自分は、今日の自分を想像できていただろうか?

EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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