部下の成長に涙するほどうれしくなるときがある。
今週のうれしい出来事、元部下からめずらしくメールで連絡が入る。
それは・・・。
とある朝
朝、コンサルと打ち合わせをしている中で、
元部下のチームリーダーから「評価終了」というタイトルのメールが入る。
私の会社で「評価」とは、機種企画のフェーズで役員から評価を受けるフェーズのこと。
コンセプトの重要なタイミングの評価が、難航しているということを聞いていて、気にはなっていたけれど、無事にパスできたという報告だった。
返信
そんなメールを受けて、打ち合わせ中だったけれど、あまりにもうれしくて簡単に返事をする。
その返事が届いた。
これより発言力をましていかないといけないと思いますので、〇〇イズムを引き継いで頑張ります。
返信には、このように書かれていた。
嫌われる勇気
管理職になって初めて受け持つチーム、手探りでチームビルディングやチームマネジメントをしてきた。
悩みながらであったけれど、商品企画を妥協しないで、突破していくために、厳しく本質を追求していく。
競合他社がやっていないことをやる、数年後の競争力も想定しながら、技術の進化、いいものが溢れる時代に、それは言うほどには簡単でない。
なので、チームのみんなには手探りの中、頑張ってもらった。
それは、「いい人でいたい」とか「嫌われたくない」ということは横において、企画の本質を突き詰めていく作業。
わたしのことを知らないひとは面白おかしく、パワハラだとか、女性だからとか・・・言っていることは知っている。
企画を通すために、言いたいことを伝えるけれど、もうチームを離れて4ヶ月も経つのに、一緒に格闘してきたメンバーから副社長を筆頭とした役員たちの会議を通したホヤホヤの1時間後に、興奮を込めて届いたメールを通して、「間違ってなかったんだな」と思える。
彼が商品企画の部署に販売現場から戻って、わたしのもとでリーダーをしてくれた月日が思い浮かぶ。
それは、頻繁に起こることでなく、
毎日は、些細な人間関係のいざこざや、小さなトラブルや、クレームなどが溢れがちの中、「自分の軸」を振り返るきっかけになる。
マネジメント
正解があるようでないようなマネジメント。
実務で、実際に直面するものは、そう簡単に解釈できるものではないことが多いかと。
そこで、上司からの指示や、部下への表面的な気遣いなどで、自分の判断軸を曲げないこと。
それが「嫌われる勇気」を持ちながらも、結果的には後悔のない仕事、キャリアを歩むことになると思います。
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EmiLia