「突破力」のつけ方 〜 部下の次のステージの成長に期待して。

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

企画を担当する仕事、自分の持ち味の「突破力」をいかに部下の力に変えていけるか・・・。
部下の突破力強化に向け、その試行錯誤の過程を。

企画

商品企画を担当して、駐在期間のかじっているときを含めるとすでに10年ほど。

そして、私の場合、20代の駐在から本社に戻ってから、数多くの役員報告の打席に立つようになった。
なので、打席数は多い方だと思う。

そして、だから鍛えられてきた。

打席をこなすごとに、それぞれの役員の判断軸のパターン化や、
競合他社との環境や景気などの外的環境など、その時々の判断に変化を与える要因、
グルーバルの各地域の経営状況、為替などを総合的に頭に入れた中で、
提案をまとめるようにすることが身についた。

突破力

同じ部署でも「エミリアさんの突破力が半端ない」と、勢いだけのように言われることが、多いけれど、
前述のとおり、企画・提案を通すために、様々な角度で考えて、打率をあげている。

アイデア

自分が担当者のときは、上司から指示されなくても、追求していたのだけれど、担当者の企画をマネジメントする立場になり・・・

自分がマネジメントする部下の提案については、なかなか難しい。
働き方改革もあるし、個々の能力や特性や入り混じり・・・。

提案

商品企画の最後の大きな社内の関門、「Pricing」

いい商品を作っても価格設定で、成功するかしないかの大きな分かれ目。

みなさんも身の回りのものがどんどん値上げされるのを生活で感じられていると思いますが、為替や材料や物流費などなど、様々コストが販売直前に精度があがって積み上げられるのだけれど、企画をスタートした際の数年前と今とは条件が変わってくる。

また、販売構成比が高いモデルとなると経営層のシリアス度も尚更のこと。

そんな中で部下から事前提案を受ける。

私の経験値だと、ロジックの積み上げと現在の状況を加味すると、提案が通る可能性は、五分五分か、それ以下か。。。

提案の中身が詰めきれていないのではないか?と伝えると、

それでダメだった場合、「それは経営判断なので、仕方ない

とリーダーと担当の声。

「本当に、それでいいの?それで諦められるの??」と。
メンバーたちに気持ちと何点かの観点を告げ会議室を去った。

それから数時間たっても、席に戻ってこない彼ら。

退社前になり、

「エミリアさん、やっぱり諦めないことにしました。
早速、販売部門の担当とも話して、提案が通るように、やり切ります!」

出張前に時間がない中で、チームメンバーで議論し、他部門とも調整をしてくれたとのうれしいひと言。

指示なのか?

私は、企画修正を指示できる立場にあり、それはある意味簡単だけれど、
若手の成長と思いを大切にする、

そして、商品企画というハードな職場で鍛えられた経験が彼らの将来の財産になるように、、、
自分の意思で動いてもらいないと常日頃から。

余ほどのことがない限り、基本的には、自分の手を動かせないので、時には歯がゆさはいつもあるけれど、

その日の出来事のように、少しでも携わったやる気のある若手がどんどん台頭出来る様に、
明日からもできることをしていこうと思う、夜。

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若さって、素晴らしいなー、と。

わたし自身、マネジメントにしても、何にしても、日々チャレンジをしていこうと考える1日に。

EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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