「通訳つけるんですか?」という素朴な新部署での問いかけ 〜 そして、真摯な反応。

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

新しい部署で、一部グローバル展開するガイドラインの会議の事前の打ち合わせで・・・。

事前整合

各地域との整合会の資料を課長と確認する会議。
北米、中国、南米、アジアなどの各地域本社と整合する前に。

「当日は通訳をつけます」
というさらっとした発言が担当者からあり、

「え、通訳つけるんですか?」と、
工場や研究所など英語が話せない方が大半の部門は通訳をつけることもあるけれど、本社部門で通訳をつけるという発想がなく、素朴に言葉が口から出た。

通訳を手配すると、進行の効率も悪く、その都度、数万円の費用が発生する。
さらに、資料の英訳も外注すると。

異動して間もないので、その部のやり方もあるのだろうと、それ以上は触れることはせずに、本論の議論に。

数日後

数日後のこと、外出先でメールを確認していると。

通訳の手配についてだった。

「このまま手配してもいいでしょうか?」

という投げかけと、長文の内容で、語学習得についてのご自身の考え方が触れられていた。

自分としては、軽く確認したつもりが、その方が、その人なりに様々な角度で受け止めてもらっているに驚きがあった。

私も異動後の部門の英語の専門用語のレベルがわからなかったのと、
長く国内部門を担当して英語も仕事で使っておらず、
自分がフォローできる範囲がわからなくて、「今回は手配のままで・・・」と伝える。

「今後、少しづつ自部門で自立できるようになると素晴らしいですね」と付け加えて。

英訳

## 返信

エミリアさんからは、新しい目でコメントを色々いただき、
考えさせらえることが多々あります。

と、メールの返信がある。

自分からは、ごくごく素朴な質問だし、
個々人の今までの仕事の仕方はリスペクトしている。

過去の経緯を知らずに「面倒くさい存在なんだろうなー」、
と思いながら問いかけをしている自分だけれど、
そのようにピュアに受け止めてもらえるのは、ありがたいなと思う。

そして、「英語は話せて当然」というマウントするわけでなく、
「よりよい仕事の仕方」を模索しているということが、
「伝わっているのかな?」と何と無くだけれど確認ができる部分でもある。

信頼を構築しつつ、一歩づつ、グローバル企業として理想に近づけるということ。。。

一朝一夕ではいかないけれど、確実に一歩の歩を進めることを続けることは意味があるのかなと思える1日の出来事。

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EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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