『孤高の人』、退職する女性管理職からの言葉

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

ある日、突然に仕事で接点のある女性管理職からメールが届く。
その内容とは・・・。

届いたメール

そこまで深く仕事で関わったわけではないけれど、女性ならではの真面目に、テキパキとさっぱりと本質をついたやりとりをさせていただき、今後も活躍をしていただきようなそんなYさん。

Yさんからは、6月で退職するのだとの文面だった。

エミリアさんにはたくさん助けていただきました。心より感謝しています。
女性管理職と仕事をする数少ない機会で、エミリアさんのように優秀でバイタリティのある方とご一緒できたことはとてもラッキーでした。
刺激的でとても楽しかったです! コロナ禍でなけれどば、一杯やりながらいろいろ話を聞きたかったです。

大卒ではないハンデもある中、製作所で採用され、女性管理職が少ない中で、管理職までなられたのは、ご本人の実直な仕事の姿勢・取り組み、仕事自体の評価の蓄積なのだろうと感じていた。

均等法世代の一部女性の方にあるような、男性に媚びながら・・・といった空気感もないのが、清々しく、一緒に仕事をさせていただくのが心地よかった。

そのような方が退職するというのは、正直さみしくはある。

けれど、ご自身の出した結論も、いろいろあったのだと思うので、尊重したいと思い、最後にランチをお誘いする。

ご時世もあるので、ランチは辞退され、「お茶でも」と時間をいただく。

孤高の人

その当日、打ち合わせの合間の30分ほど会社のカフェスペースでお話をする。

退職して、資格を活かして、フリーで活動されるそうだ。
不安はあるということだけれど、ご主人の収入もあり、それがいい意味の安心感となりYさんらしく活躍していただくといいなと思う。

今年度から早期退職制度が導入されたけれど、その適用年齢まで待つことなく、50代前半の気力があるうちにという判断がかっこいいと感じた。

Yさんから「エミリアさんは今までにお仕事した女性とは違うタイプの方で、これからもどんどん頑張ってください」と言われる。

その意味を聞かれると管理部門や人事系にいないタイプだということだそうだ。
「そんなことはないですよ」と、営業や企画などの部署でも浮いていたことを伝えると。

孤高の人なんですね」と言われた。

贈り物

短い時間を終えて、彼女から「一緒にお仕事できて光栄でした。ありがとうございました」と短いメモとともにプレゼントをいただく。

同じ部署でもなく、ほんのすれ違いのようなご縁なのに、このような配慮もしていただき、改めて素敵な方だなと感じる。

「頑張ってください」と女性の立場で言葉をいただく。
それは期待だとシンプルに受け取り、会社のためではなく、自分のために、自分なりには頑張っていこうと思う。

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EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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